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カテゴリ:フィリピンな日々
フィリピンの街ごと、地区ごとのお祭り、フェスタにはフィリピンらしさが
多く垣間見える 1年に1回行われるフェスタはお祭り的要素もあるが 親戚親族、親しい友人などを家に招待し世帯主が ご馳走などを振る舞うことがメイン しかし、フィリピンらしいのは全く繋がりがなくても、招いていなくても 勝手に来てしまう分には拒まず、むしろ誰でも歓迎してしまうのである。 フェスタのある地区に行き、全然知らない家に上がりご馳走を食べてもありだという。 いわゆるフェスタ嵐もこの国では寛容で、もてなすことが喜びなのである。 てなわけで、ふとした縁で大家さんの友人の家があるバレンシアで フェスタがあるというので訳もわからず招待されついて行ってしまった私である。 フェスタ嵐な五十嵐さんと言われてもしょうがないが これまた気持ちよく接待してくれるので、すっかりゲストになった気分になった。 いろいろ話をしていて気が付くことだが 見栄っ張りなフィリピン人は、外国人をフェスタに招待できるというのに けっこうなステータスを感じているらしく 外国人というだけで、やたらフェスタに招待され、いろいろな人に紹介され 見せびらかされる まあそんなことでお役に立てるならいくらでも協力いたしますし ご馳走を食べれるので、こっちとしては大万歳なわけである。 フェスタの主役はやはりフィリピン一番のご馳走子豚の丸焼きレチョン! これがあるかないかで、やはりその家の威厳やステータスがだいぶ変わってくるのか みなさん借金までして用意する人もいる。 大家さんにも以前「自分の家がある地区でフェスタがあるから家賃2か月分先払いしてくれないか?」と頼まれたことがある。 恐るべしレチョン!恐るべし見栄っ張り根性である!! そうやって苦労して手に入れたはずのレチョンも ほんの数十分のうちにこの哀れな姿に! お客さんを呼べれば呼べるほど ご馳走を食べてくれれば、食べてくれるほど 世帯主は喜び、彼の財力、人脈、ステータスは広く皆様に示される 何とも日本にもすごく近い、アジア的なのである。 素晴らしきフィリピンホスピタリティー!! 仕事中のフィリピン人は例えお店で物を買ったり、 レストランでご飯を食べて、こっちが「ありがとう」と言っても 「ありがとう」と返してくれなかったり、終いにはよく「どういたしまして」と 返される しかし、こういう場ではこっちが招待していただきご馳走を振る舞ってもらったにも関わらず、「ありがとう」というと「ありがとうございました」 「来てくれてありがとう、また来てください」と本気で言われてしまう。 あー、フィリピン! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.10.17 11:31:02
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