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カテゴリ:アポ島
海の中の世界は時としてどんな芸術にも勝る
特にアポ島は圧倒的で壮大で偉大な美しさをダイバーにみせつける この世にこんな楽園があったのか? 竜宮城と言うのはこういうことだったのか? しばし水中で呼吸をするのを忘れてしまうほど圧倒される 口を開けすぎてレギュレーターが口から外れて困ったこともある 普段見慣れた水中の風景でも角度を変えてみたり 意外な生物を加えてみることにより周りの風景ががらっと変わってくる 刻一刻と変わりゆく水中世界において 決してまったく同じ風景に出会うということはない ダイバー側が「これはこうだよなー、またあれかー、これはこうね」 と勝手に自分達の頭の中で決めつけてしまっている 海水だって、流れだって、波だって、 絶えず変化し、同じものには二度と巡り合わない 人間自身も数か月に一回は全身の細胞がすべて入れ替わり まったく違う自分になっているのだから 水中の造形美も素晴らしい 「何でこんな形になるんだろう??これ斬新だなーーー」 と感心させられることが多く なかなか人間には思いつかない、粋で斬新なデザインが登場する 珊瑚もそれぞれ形や色が違い、このハーモニーがまた素晴らしい 水中風景や生物達の斬新な色使いや姿形をいつも何かのデザインなど に活かせないかなーとかデザイナーでも何でもないのに思ってしまう。 イソギンチャクとソフトコーラルのハーモニーも素晴らしい イソギンチャクに共生しているクマノミの仲間達がまた それぞれイソギンチャクにコーディネートしたかのような 色合いをしていて、クマノミの色が薄いとイソギンチャクが派手目の 色になり、クマノミが派手だとイソギンチャクが割りと地味目になる 海は偉大な芸術家であり、コーディネーターである ダイビングをすると心が洗われ、また巨大な素晴らしい美術館を 一回りしてきた後ように目が癒され、心が癒される こうやって目の保養や心の洗濯を適度にしていきたい。 人間社会にずっと揉まれていると、ビルに囲まれたコンクリートジャングルにいると 審美眼というマスクが濁ってきて、心の透明度も悪くなってくる 「さあ海に行こう!」 ドゥマゲッティの海が心を洗ってくれる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.12.13 09:37:18
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