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カテゴリ:フィリピンな日々
欧米ではイースターにあたるが フィリピンではホーリーウィークと呼ぶ連休がはじまる ホーリーウィークの中にイースター(復活祭)があると 呼んでも過言ではないぐらいにキリスト教的振り返り週間が ホーリーウィーク この一週間もしくはその前の週ぐらいから(地域によって様々だが) キリスト教的イベントが次々と行われ ホーリーウィーク中はキリストの受難やキリスト教に関わる 重要な場面を繰り返し演じたり、山車を引いて街中を練り歩いたり ミサや宗教的イベントが各地で行われる
キリスト教徒ではない僕が勝手に思うにホーリーウィークは 名前の通りこの週でキリスト教や聖書、イエスキリストについて もう一度振り返る神聖な一週間のようにみえる 普段おちゃらけていて、明るく陽気で宗教色など微塵もみせない近所の 人々が、真剣に聖書を朗読しながら祈り、山車を引いて街を練り歩く 無宗教な国に生まれた僕としては少しビックリする場面だが その強い信仰心はどこから来るものなのかと知りたい欲求にかられる
今日に至るまでフィリピンはアジアの中でも異質とも言える キリスト教が国教の国 アジアというよりは中南米に近い雰囲気を持っているのは スペインの植民地とこのキリスト教、カトリックが深い影響が あるからだと思う。 しかし、スペイン植民地から独立して独立国家になった今日まで キリスト教の影響がこんなにも強く残っているなんて 中南米の国も含めて僕からすると驚きの事実である キリスト教のそこまでの求心力とは何か今必死で聖書を勉強しているが どうも僕には腑に落ちなく、どうも理解ができない世界だ (仏教や神道は理解できるし、腑に落ちるが)
今やイベントごとや商業的になってしまったクリスマスよりも キリスト教的要素が強く クリスマスや年末年始あいているショッピングモールですら この時2、3日閉まってしまう 昔の日本の正月のような どこも店が閉まっていなく人々は実家に帰り 教会や、家で静かに過ごす この時ばかりはもぬけの殻、閑散とした街がみられる どこに出かけても店は閉まっているし、交通機関は麻痺しているので 家で大人しくキリスト教、聖書について勉強してみるかという気になる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.03.22 11:24:57
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