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2009年08月08日

雄大な“利根大堰”へ……

テーマ：今日は何処へ行きましたか？(4910)

カテゴリ：教育

雄大な“利根大堰”へ……

　８月４日(火)は、社会科見学の下見

に出かけました。
　下見

に出かけるなんて、本当に久し振りです。
　一番の目的地は、関東地方ではとても有名な“利根大堰”です。
　今年度から、利根導水総合管理所が説明会

を実施することになりましたので、その日程に合わせたという訳です。
　とはいえ、我が勤務校

は小規模校で単学級なので、一緒に下見に行く先生もいません。
　そこで、夏休みで暇をしている二男

(小５)と三男

(小２)を連れて出かけました。

　到着すると、まずエアコン

の効いた部屋でパワーポイントを使っての説明がありました。
　“利根大堰”の役割は、大きく３つあります。
　●利根川上流のダム群により開発した都市用水を武蔵水路及び荒川を経由して
　　東京・埼玉に導水する。
　●利根川中流部に展開する２９，０００ヘクタールの水田に安定的に灌漑用水
　　を供給する。
　●緊急かつ暫定的に利根川の余剰水を取水して隅田川の河川浄化を行う。
　３つ目の河川浄化については知らなかった

ので、とても勉強になりました

　その後、屋上に上りました。

　左上：雄大な利根大堰　　　右上：以前水を取り込んでいた見沼代用水元圦場所
　左下：分かれた水路　　　　左下：取り込み場所（ゴミだらけ

でした）

　次に行った場所は、水管理室でした。

　ここは通常は子供たちは入れない場所なので、我が子はラッキー

でしたね。
　利根川の流量が分かるだけでなく、各水路の各地点における流量が一目で分かり、コンピュータで水門を動かしているということで画期的

だなと思いました。

　最後に行ったのは、“魚道”です。
「魚道と言っても流れは急だし、魚道まで辿り着けない魚もいるだろうから、どれだけの効果があるのだろうか

」
と疑問に思っていました。
　けれども、利根大堰では、魚道は３ヶ所設置してあり、呼び水があり、流れを弱めて通りやすいようにいろいろと工夫していることの説明を受けました。
　右の写真は、魚道を受けから見たところです。
　イギリスで開発された
デニール式魚道です。
　続いて魚道を横から見ることのできる観察室に行きました。