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2009年11月10日

とうとう“学級閉鎖”に

テーマ：小学校での出来事(1644)

カテゴリ：教育

とうとう“学級閉鎖”に

　新型インフルエンザが猛威

をふるっていますね。
　多くはタミフルやリレンザの効果か、季節性よりも軽症で済む傾向が強いようです。
　我がクラスも、10月下旬から発症する子が出始めていました。
　ただ、多くても４人でした。
　それも、電話

して様子を伺うと、
「熱も下がって２日経つので、明日からは行けると思います。」
という返事でした。
　３人という県や市の基準を超えても学級閉鎖にしないで済んでいたのです。
　何とか大きな行事を潜り抜けてきたのですが、“学校公開”(７日)後の連休明けの10日(火)は、

“合同音楽会”

が控えていました。

　連休明けは、いつも戦々恐々としていたのですが、学校

に着くと音楽担当の先生がマスクをしながら、
「ちょっと、具合が悪くて……。
　“合同音楽会”に行けるかどうか・・・。
　その上、伴奏する予定の児童も新型インフルで来られないんですよ。
　どうしたものでしょうねえ。」
（いよいよ、大ピンチ

）
　ところが、今まで元気だった音楽会に一緒に参加する５年生が12人も欠席(うち８人が新型インフル）になってしまったのです。
「これは、参加も無理だな・・・

」
と思いながら、我が４年生の教室に行くと、何と７人欠席(うち５人が新型インフル）だったのです

　これにより、以下の措置がとられることとなりました。

その１：“合同音楽会”は不参加。
その２：４年、５年とも、11日(水)から15日(日)まで(実質は３日間)の学級閉鎖。

「あ～あ、とうとうきてしまった……

」
　この事実をクラスの子達に伝えると、予想していたとはいえ、
「え～～～～～

」
「つまんないよ～～～

」
の大合唱

となりました。

　実際に決定してみると、事の大きさに気づきますね。
　今頃、学級閉鎖になっている状態では、今後もなる可能性があるということなのです。
　一番困る

のは、授業時数が足りなくなることです。
　学校は、学習指導要領に示された各教科等の標準時数を目安にして、各学校で作成した指導計画に基づいて授業が行われます。
　授業日数や全体の授業時数は決まっていますから、学級閉鎖をすると、標準時数を満たすのが困難になります。
　授業も計画通り進めるのが難しくなりますから、２時間の計画を１時間で終わらせたりする必要が出てきます。
　つまり、教育の質の保障が難しくなるという訳なのです。
　今、頭を痛めているのは、学級閉鎖で潰れる16時間分の授業内容をどうやりくりするかです。
　学級閉鎖中に計画の練り直しですね。
「いやあ、頭が痛いよう～～

」
　でも、自分が新型インフルにならないように気をつけなきゃ・・・。

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