570013
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

お魚大好き教師のひとり言

【毎日開催】

15記事にいいね！で1ポイント

10秒滞在

いいね! --/--

次の日記を探す

おめでとうございます！
ミッションを達成しました。

※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。

< 新しい記事

新着記事一覧(全1438件)

過去の記事 >

2009年12月23日

“通知票”に思う

(4)

テーマ：小学校での出来事(1644)

カテゴリ：教育

“通知票”に思う

　明日(24日)は、第２学期終業式です。
　学期末になると、担任が苦しむのが通知票作成です。
「子供たちの励みになるような通知票にしたい。」
と願いながらも、しっかりした評価を行わなければなりません。
　それに加えて大変なのが、通知票を下書きから清書する時間です。
　小学校では、多くの先生方はパソコンで作成した下書きを見て清書するという形式をとっていることでしょう。
　一方で、中学校ではデジタル化され、パソコンから直接プリントアウトされたものが殆どでしょう。
　これは、経験者でなければ分からないと思いますが、「３・２・１」や「Ａ・Ｂ・Ｃ」、「◎・○・△」等のハンコを押すだけでも結構な時間がかかります。
　その上、記述部分は、通信欄・特別活動の記録・総合的な学習の時間・（英会話）等があり、単純に１人に10分を要すると考えると、それだけで30人学級で５時間かかります。

　学校の先生方が行っている事務処理は多岐に渡り、年々増え続けています。
　なぜなら、文部科学省は「○○をやりなさい！」と文書通達をしても、「もう○○はしなくていいです。」という文書通達はした事がないからです。
　教育は、国政、県政、市政に振り回されて、報告文書だらけです。
　現場でできることは、少しでも事務処理にかかる時間を軽減する事しかないのです。

　そう考えると、通知票をデジタル作成しプリントアウトして手渡す事は緊急的な課題であると思うのです。
　今年度は、教務主任兼担任で深夜帰りばかりで余裕がありませんが、担任を外れたら、ぜひ取り組みたいと願っています。
　近い将来、管理職になった時に、担任の先生方の苦労の軽減に力を注げるような管理職になりたいと思いますね。

　現実はそう簡単ではないとは思いますが……。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう