569962
ホーム \| 日記 \| プロフィール	【フォローする】【ログイン】

お魚大好き教師のひとり言

【毎日開催】

15記事にいいね！で1ポイント

10秒滞在

いいね! --/--

次の日記を探す

おめでとうございます！
ミッションを達成しました。

※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。

< 新しい記事

新着記事一覧(全1438件)

過去の記事 >

2010年01月16日

“方言は気持ちを伝える”

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91718)

カテゴリ：読書

“方言は気持ちを伝える”

　もう25年以上前

の事になります。
　大学１年生の時に、一般教養の国語で“方言”についての講義を受けたことを思い出しました。
　“方言”の面白さを知り、怠け気味だった私でしたが、一番真面目に受けた講義

だったと記憶しています。

　そんな事もあり、図書館で借りて読んだ本が、
“方言は気持ちを伝える”
です。

　最初に例として挙げられていたのが、最近若者が多用している「うざい」「うぜい」です。
　この言葉は、東京・多摩地区の高齢の方が使っていた方言「うざったい」という言葉を自分達に取り込んだものなのだそうです。

　不思議と方言を聞くと懐かしいような気持ちになるのは私だけではないでしょう。
　母の実家が広島県だったこともあり、毎年帰省

すると広島方言に触れていたからかも知れません。
　その昔、「標準語の方が優れている」として、政府が日本全国に標準語なるものを押し付けようとした歴史があるそうですが、方言の方が表現が多様で優れている場合も多いのです。
　自分自身は、殆ど標準語に近い（“東京方言”かな

）言葉しか話せませんが、逆に表現豊かな“方言”を標準語の中に取り込んで、もっと言葉を豊かにする努力をすべきではないかと考えさせられました。

　そんな“方言”も少しずつ消えつつあるそうです。
　生物多様性を維持するのと同様に、表現の多様性も守っていって欲しいものだと思います。
　“方言”も日本文化と言えるでしょうから・・・。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう