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2010年01月31日

“北の人　グレン・グールド”

(2)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91695)

カテゴリ：読書

“北の人　グレン・グールド”

　私の大好きな

ピアニスト

である
グレン・グールド
が題名になっている本を図書館

で見つけました。
　迷わずレンタルしました。
　グールドの天才ぶり、生活ぶり、その人となりが書かれていて、興味深く読ませてもらいました。
　グールドといえば、1955年録音

のバッハの“ゴルードベルク変奏曲”で鮮烈的なデビューを果たしたことで有名

です。
　でも、私は音楽の事は何も知らず、初めて聴いたグールドの作品は、バッハの“パルティータ”だったように記憶しています。
　他のピアニストとタッチが全く違い

、何度聴き直したか分かりません。
　“ゴルードベルク変奏曲”のＣＤを手に入れたのは随分たってからでした。
　もちろん、それも感動

しましたよ。

　ただ、この本で引っかかる

のは、この下りである。
「筆者の私見では、グールドはバッハとは魂の共鳴はなかったと感じる。……」
　筆者はベートーベンに心酔しているようで、グールドをバッハよりもベートーベンに結び付けたかったのだろうと感じた。
　それは自由であるが、私の考えとは違うし、バッハと軽くとらえているように感じて納得がいかないですね