2009年02月の記事一覧 | 阪本ニュース

着々と

　ようやく? 転勤先での家は決まりましたが、次は今生活しているマンションを賃貸に出す作業が始まります。　我が家はオール電化です。少し古くなっていた温水器とレンジが、トラブルの可能性があると思い新品に交換しました。借りてくれる方のためですが、自分達では一月も使わないのに微妙な気分です(爆)キッチンからの眺め。リビングからの眺め。森の中に居るようで、お気に入りの眺めでした。秋には紅葉を楽しむことも出来ます。三月の第三週目からリフォームに入り、不動産会社に物件を出すつもりです。良い方に借りて欲しいと願っております。ちなみに、間取りは↑このようになっております。

2009.02.28

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感謝・感激

いよいよ転勤のまで一月を切りました。ここのところ何かと気ぜわしい日々が続いております。　いつもお世話になっているお得意先のスタッフの方が、今月をもって退職されるということで、送別會が開催されました。来月、転勤の私も合わせて送別會をして頂きました。送られたチーム。記念品に先生からはミラショーンのネクタイを頂戴しました。戻ってくるときには、このネクタイが似合う男になっていたいと思います。若先生からは王不留行散配合の紫雲膏を頂きました。一般に流通しているものではなく、荒木先生が使用されていたものを再現して作られた貴重なものです。キャンプに持参しますので、ケガ・やけど等をされた方は声をかけてください。私にとって最高の2つのプレゼントを頂、感謝・感激な夜になりました。

2009.02.27

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スギ花粉

仕事で高速を頻繁に使いますが、山間には杉林を多く見ます。今年は例年になく花粉を蓄えてるの杉が多いようです。写真で茶色く見えるのが花粉を蓄えた部分です。もうそろそろ黄色の煙のような花粉が襲来しそうです。花粉症の方はご注意ください。

2009.02.23

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南洲會　送別會

先週から仕事上でもお得意先に、転勤の報告をはじめました。11年前まで担当させて頂いていた鹿児島の先生方に、来月は時間がないだろうと早めの送別会をして頂きました。なんとなく夢心地で受け止めていた転勤が、急に現実味を帯びてきたような感じです。　今回の宿泊先はアーバンポート。くしくも鹿児島から離れた年に、精神的なアプローチを勉強するために、立ち上げられた南洲會に初めて参加したときに泊まったホテルです。目の前に桜島が見えて、いかにも鹿児島らしい雰囲気です。先生方と記念撮影。カウンセリング・生き方などの精神世界の基礎を作っていただきました。生き方の実践では、教えて頂いた事を中々実践できずにおります。少しずつでも正しい形に近づけて行きたいと思っています。南洲會の先生方に、記念品として薩摩焼猪苗代川焼窯元・朴家15代のお湯のみを頂きました。大切に使わせていただきます。有難うございました。

2009.02.22

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山鳥の森オートキャンプ場

　転勤前に広島から行きにくくなる山鳥に行ってきました。夜中にも自由に入れる温泉付きのキャンプ場です。この日はとても暖かく、昼間は半そでで過ごせるほどでした。ご一緒頂いた方々は、よっせさんF・しんちゃん・かず君F・みっ君Fでした。皆さんからあたたかいお手紙とプレゼントを頂きました。綾ちゃんから　チョコ美優ちゃんからマドレーヌkumiちゃんには会えませんでしたが、おにぎりを頂きました。めちゃめちゃ美味かったです。ご馳走様でした。サプライズでチタンシェラカップ。一人一人の名前入りです。この日に間に合うように手配してくれたことに大感激しました。しんちゃん携帯中かず君・かよちゃん。あらためて見ると、美男美女じゃん。よっせさん。ん?かわいいじゃん。随分ヤンキーじゃなくなってきた・ゆうこりん。綾ちゃん・デジイチ買ってもらうのかな?美優ちゃん。yuさんと何歳まで遊んでくれるかな?みっ君・体に気をつけてね。ちーちゃん・元気な女の子を待ってるよ。仲良しくん達・颯君用の枯葉のペットづくり中完成　寝心地が氣になりますが、やってみたくはありません(爆)みっ君のニューアイテム　やっぱしSPには赤フジカだよね。私のテント帰り道に野焼が見れました。山もちゃくちゃくと春の準備中です。

2009.02.20

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広島へ

　mixiでは告知させてもらっていますが、広島市への転勤が決まりました。コメントを頂きました皆さん有り難うございました。とても力づけていただきました。　子供たちへの報告・父親への報告を済ませ広島へ家探しに行ってきました。初めて行った広島市は、路面電車が通っていて趣のある町に思えました。家は子供達の意見も取り入れたいので、皆で数件の物件を見て回りました。少しでも子供達に楽しい気持ちになって欲しいと、テンションを上げるために見晴らしの良いホテルを予約していました。計画は見事に成功でした。広島市内が一望できます。夜景も綺麗です。お城も見えました。　夕食はお好み焼きを食べるために、ホテルで地図をもらって町を探索しました。　地下街のお好み焼きの出て、地上に出たところに広島市民球場がありました。町のど真ん中にあるとは知りませんでした。今は殆どカープの選手を知りませんが、そのうち覚えるのかな?

2009.02.18

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私たちは奇跡的な命を生きている　1

難病である紫斑病、クモ膜下出血という二度にわたる命の危機から奇跡的に生還し、精神的、肉体的ハンディのある若者たちとともにコンサート活動を繰り広げる渡辺知子さん。彼女が自らの体験を通して掴み取った命の尊厳、生きる意味とは。渡辺知子－わたなべ・ともこ福岡県生まれ。小学校5年生の時に難病の紫斑病を発症し20歳までの命と宣告される。病を忘れたい一心で音楽に打ち込み、高校1年でエレクトーンコンクールで世界グランプリに。奇跡的に病気を克服し音楽活動を続けていた33歳の時にクモ膜下出血で倒れる。「ステージに立ちたい」という一念で病気を克服し、現在は地元北九州市を中心に全国でコンサート活動を展開。著書に『音楽で心のバリアフリーを」(海鳥社)。生きる喜びを伝える演奏活動--　コンサートの様子を映像で拝見しましたが、障害者、健常者という垣根を越え、会場が一つになって盛り上がる様は圧巻でした。渡辺　あれは昨秋北九州市で開かれたチャリティーコソサートの様子です。ありがたいことに、この日は大ホールは立ち見が出るほど満員でした。ステージに上がった車椅子の人、聴覚、視覚障害者、ダウン症、自閉症などハソディのある人、ない人、皆一つの心で生命の大切さを感じ合うことができました。この時は特に、障害のある若者たちが篠笛(しのぶえ)や津軽三味線に合わせて和太鼓の共演にチャレンジしたんですね。それはもう厳しい厳しい練習を重ねまして......。--　ピッタリと呼吸の合った演奏が感動的でしたね。渡辺　私は障害は個性だと思っていますから、手加減はしません。とにかく指導は厳しいです。なにせデビル知子と呼ぼれているくらいですから(笑)。でも、知的障害のあるような子が本当に一所懸命に頑張ってくれた。和太鼓のステージに立ったメンバーの中には大輔といって十八年間喋れなかった子もいるんです。「喋れない」と周りが思い込んでいるから、誰も何も教えようとしない、でも私は逆に「彼が喋れないはずはない」と信じたんです。心からそう信じるからデビルにもなれる。声を出すレッスソから始めて、「ステージの上で自己紹介する」という大きな目標に向かって猛特訓しました。そして大輔は見事にその目的を果たしました。--　心が通じたのですね。渡辺　私は地元福岡県や全国のいろいろな学校からお招きいただき、コンサートを開くことも多いのですが、集まってくれた子供たちに言うんです。「皆は"一歩一歩夢に向かって前進しよう"という言葉を耳にすると思う。だけど私の仲間は皆、一歩ずつではなく紙一枚なんだよ。紙一枚の進歩でも３６５日重ねてごらん。こんな厚みになる。その厚みで何ができるか。自分の名前を言うことくらいしかできないかもしれないけれども、それでも彼らには大変な進歩なんだよ」そう話すと、皆一言の雑談もなくシーンと耳を傾けるんですね。ダウン症や自閉症の子は、普段なかなか脚光を浴びることないですよ。でもデビル知子に怒られ歯を食いしばって紙一枚の厳しい練習を重ねた結果、何百人もの人から大きな拍手をいただける。コンサート終了後、手を差し伸べられるはずの彼らが、逆に多くの握手を求められているんです。--　コンサートでは常に障害者の方々と行動を共にされているのですか。渡辺　渡辺知子一座の最小単位は夫と私の二人です。私がキーボードとトークと歌、夫がオカリナとフルート、篠笛という組み合わせなのですが、そこにプロのミュージシャンや障害がありながら音楽の才能を持つ若者に加わっていただくこともあります。大きなコンサートでは、普段一緒に練習している障害者施設の子なども参加してくれますから総勢三十人ほどでしょうか。コンサートの規模は大小様々です。だけど私がそこで訴えていることは一つなんですね。それは集まった皆さんに生きている喜びを感じてもらいたいっていうこと。あなたは宇宙にただ一人の大切な人！　この当たり前のことが忘れられている。殺人やいじめ、自殺といったニュースを見ると悲しくて、切なくて、怒りすら感じます。そのことを音楽によって伝えたくて活動しているんです。幼児期に抱いた演奏家への夢--　生きている喜びを伝えたいという思いは、どのようにして芽生えたのですか。渡辺　それは私の体験が人きく影響していると思います。それこそ私は二度天国に面接に行きましたから(笑)。--　二度も命の危機に。渡辺　幼少の頃のことからお話しすると、私は北九州市で生まれました。母が歌ってくれた童謡をすぐに覚えて歌っていたらしくて「この子は音楽の才能がある」と思われたのか、近くのオルガン教室に通うことになったんです。初舞台は四歳の時です。二十人の仲間と一緒に市民会館のステージで演奏しました。ところがステージに上がると大変なことに私のオルガンだけ電源が入っていなかったんです。全然音が出ていないのになぜか大きな拍手をもらって、ステージを下りると先生が「よくできたね。いつも間違えるところ、間違えなかったね」と言って頭をなでてくれました。なぜ自分のオルガンが鳴らないことに気づいてくれなかったのかと思うと、すごく悔しかったですね。この時思ったんです。「あ、そうか。皆で弾いたから音が出なくても誰も気づかなかったんだ。よし、私は満員のステージで一人で弾く。演奏家になる」と。--　幼くして自分の将来を決められたのですか。渡辺　いま思うとそうでしたね。やはり夢や目標があると違います。テレビからコマーシャルソングが流れると、すぐに楽器の前に飛んでいって、その音を探る。オルガン教室でもらった練習本は二、三日で全部弾き終わる。こうして音楽の世界に没頭していったんです。小学校三年生の時の小中高合同音楽会では、市民会館を埋めた人たちを前に、エレクトーンで『鉄腕アトム』を独奏する機会が与えられました。「私、夢を叶えたばい」って心の中で叫んでいたんですけれども、でも、そんな楽しい毎日は長く続かなかったですね。二十歳までの命と宣告されて--　最初の試練が訪れた。渡辺　ええ。小学校五年の社会科見学で学校近くの地層を調べに行った帰り道、突然足が重く、体がとてもだるくなったんです。思うように歩くこともできない。やっとの思いで家に帰りハイソックスを脱いでいたら、家族が「何それ」って大声で叫ぶんですね。見ると膝から下は肌色が見えないくらい真っ赤な斑点が出ていました。すぐに病院に行きましたが、血液検査のために耳を少し傷つけただけで血が止まらなくなってしまいました。注射を打つと針の痕がピンポン球のように腫れて、貧血で倒れてしまう。おなかに出血した時は体が「く」の字に曲がるほど激しい痛みに襲われるんです。病院の先生は安静にするようにおっしゃって、学校にもあまり行けずに検査、検査の毎日でしたね。私がかかったのは血小板減少性、血管性、アレルギー性、腹性、と複合の紫斑病で、他にも起立性循環調節障害症など複雑で家族には「二十歳までの命でしょう」と知らされたそうです。

2009.02.13

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私たちは奇跡的な命を生きている 2

--　ご自身では、そのことに気づかれたのですか。渡辺　何だかひどい病気だということは分かっていました。だけど不思議に死ぬのが怖いという気持ちは湧きませんでした。ただ自分には時間がないんだということは強く思ったんです。もともと根っから明るい性格ですし、いつまでも落ち込んではいませんでした。時間がないんだったら大好きな音楽に打ち込みたいと思いました。夢中でエレクトーンを練習している時だけは病気の痛みや学校に行けない寂しさを忘れることができましたね。ちょうどその頃から、私はどうせやるならエレクトーンコンクール世界大会を目指そうと、辛さを我慢して練習に励むようになりました。そして中学三年生の時に予選を勝ち抜いて全国大会出場を決めました。病院に言っても許可は下りませんので、内緒で家族と上京したんですが、体調はもう最悪。控室のソファに横になったまま動けなくなり、立ち上がろうとすると貧血で倒れそうでした。それでも本番では元気を振り絞って、三位に入賞できたんです。--　病に打ち勝っての快挙でしたね。渡辺　それは嬉しかったですね。でも私にとっての本当の目標はやはり世界大会だったんです。高校に進んでも依然病魔との闘いは続いていました。ただでさえ病欠ばかりなのに、エレクトーンの九州大会、全国大会といっては休むものですから、先生方もいい顔をしなかったですね。だげど、ある日を境にしてその態度は一変しました。日本で開かれた世界大会でグランプリを受賞してしまったんです。しかも、高校一年生という世界最年少で、です。--　祝福されたでしょう。渡辺　マスコミにも大きく報道され、家族も友達も先生も皆大喜びでした。コンクールの後は公演依頼もたくさんいただきました。でも電話に出た母は「知子はまだ高校生ですから」とすべてお断りしていました。本当の理由はその頃の私の健康状態がますます悪くなって、一か月、二か月先の約束ができないからなんです。私は音楽活動ができない悲しさを紛らわすために、自宅で音楽にのめり込んでいったんです。--　病は回復に向かったのですか。渡辺　高校を出ても一進一退でしたね。そんな時、私の病気を人一倍心配してくれ、音楽活動を応援してくれていた大好きな祖母ががんになり、あと一年の命だと宣告されたんです。自分がもう長くないことに気づいていたのでしょうね。見舞いに行くたびに「私が死ぬ時は知子の病気ぜーんぶ、あの世に持っていくからね」と口にするようになりました。祖母の容体は日に日に悪くなり、息を引き取ったのですが、ふと気がつくと、信じられないことが起きていたんです。毎日手足をこっそり見ては、きょうはどのくらい出血しているかと気にしていた紫斑が綺麗に消えているじゃないですか。病院の先生も「これは奇跡だ」って驚いていました。ああ、祖母が約束どおり私の病気を持っていってくれたんだと思うと、涙が止まりませんでしたね。二度目の試練を乗り越えさせた出会い--　それからは本格的に音楽活動を始められて......渡辺　そうですね。紫斑病から解放された二十歳の頃からコンサート活動やテレビのレギュラー出演などの依頼が相次ぐようになりました。もともと活動派ですから、水を得た魚みたいでした。もう自分は病気になんかならないという変な自信もあったんです。ところが、忘れもしませんが、三十三歳の時、クリスマスのコンサートを終えて、打ち上げの乾杯をしようとしたら、耳の周りでグワーンと何か回る音がするんです。疲れかなと思って、すぐにホテルに戻りました。しかし、それからが大変で、後頭部を金槌で叩かれるような痛みや、内臓が飛び出すかと思うほどの吐き気が次々に襲ってくるんです。心配した仲間が本当にたまたま部屋に電話をかけてくれて、それでなんとか命拾いをしましたけれども......。--　大きな病気だったのですか。渡辺　クモ膜下出血でした。後で聞いたところでは、意識を失って救急車で病院に運び込まれた時、心臓と呼吸が止まり、瞳孔も半分以上開いていて生存率はたったの一パーセントだったそうです。ありがたかったのは主治医の先生が、わずかその一パーセントの可能性にかけて、懸命に治療してくださったことでした。ICUで目覚めて間もなくすると、自分に何が起きたか分かるようになりました。手足が動かせない、口も半分しか開かない。しかし一番ショックだったのは、先生から「あなたの鼻はどこですか」と聞かれて答えられなかったことでしょうね。この時、私のIQは三歳児並みになっていました。周りに「社会復帰は難しい」と言われ、夢も希望も消えて気持ちは荒れに荒れていました。「なぜあのまま天国に行かせてくれなかったの」と人を恨み続ける、自分でもいやな人間になっていたんです。--　どう乗り越えられましたか。渡辺　ただただ感謝しかないんですげれども、ある日、病院のリハビリ室にいた一人のお爺ちゃんがニコニコしながら寄ってきて、九州弁丸出しで「あんさん、最近よう見るばってん、どこが悪いん?」と話しかけてきたんです。「クモ膜下」。ふてくされていた私は無愛想にそう返事をしました。そうしたら「わしは脳内出血たい。見たところまったく同じやな。歩けもせんし、握れもせん。喋りもなかなかでけんばいね」と、いとも嬉しそうに言うんですよ。そして続けて私にこう聞くんです。「あんさん、夢なかろ?」と。「私にあるわけなかろうが」。「そげなことやけん、つまらんたい。医者の薬よりも夢のほうが効くんばい。わしはこう見えるばってん、大きな夢があるたい。あんた、わしの夢、聞きとうなかね。わしの夢はな、わしの夢はな......」と言い渋る(笑)。--　その方は何と?渡辺　思い出すだけで、涙が出るんですが、こうおっしゃったんです。「聞いて驚くな。わしの夢はな、もう一度この足で立って歩いてな、孫の手を引いて散歩をすることばい」。......この二言は私にとって、目から鱗が、それこそ音を立てて落ちるくらい本当に衝撃的でした。このお爺さんはこんな状態になりながらも、なお前向きに生きようとしているのか、すごい人がいるものだ。そう思いました。私は小学生の時に「絶対に音楽家になる」という夢がありました、そして世界グランプリまで取って夢を駆け上がってきた人間です。なのにいま「殺してくれればよかったのに」と下ばかり向いている、これでは夢など見つけられるわけないんです。気がつくと、リハビリ室の皆さんが動きを止めて二人の会話に聞き入っていました。お爺さんは「ほら、皆あんたの夢待っとるばい。大きな声で言うてみい」と一言いました。私は目の前のポールを握って立ち上がり、満身の力を込めて叫びました。「私の夢は人の手を借りず、自分の力でトイレに行くことです」と。昨日よりも今日　今日よりも明日--　その後、懸命なリハビリに励まれるのですね。渡辺　名前も知らないお爺ちゃんとの出会いによって私の物の見方は１８０度変わりました。例えば、病室の壁に刺さっている押しピン、車椅子の私には絶対に刺せません。この押しピソを刺せることがいかに幸せかを痛感しました。「どうせ駄目だから」と拒否反応を示していたリハビリに対する考えも変わりました。時間があればベッドで手足を動かしました。お見舞いでいただいたお花をハサミで一所懸命切って、近くの病室を回って他の患者さんに分けてあげる。そういう心の余裕が出てきたんです。考えたら、何一つ取っても無駄なものはない。すべて夢達成のために必要なことばかりでした。そしてやがて私は「自分でトイレに行く」という夢を達成しました。トイレで一人喜びの涙を流しながら、またとてつもない夢を私は描きました。それが「もう一度必ずステージに立つ」だったんです。--　もう一度ステージに。渡辺　体験として感じるんですが、この「必ず・・・・・・する」という"言い切る"パワーはとてつもなく大きいんですね。リハビリを始めて三か月が過ぎた頃、ようやく外出許可が出ました。私は家に帰って、弾けなかった時のショックを考えながらおそるおそるエレクトーンに向かいました。子供の頃によく弾いていた、指の動きが早い『ティコティコ』という曲です。弾きながら涙が溢れてきました。涙で鍵盤が見えなくなりました。指が時々もつれましたが、弾けるんです。「ああ、弾けた、弾けた」って胸がいっぱいになりました。それから、私は薄紙を剥ぐように元気を取り戻し、本当にありがたいことに、このように復帰して演奏活動を続けています。振り返ると、私にとって何よりの宝は出会いでした。出会いによって人生が変わると心底実感しています。--　渡辺さんがハンディのある人たちを必死で育てようとされているのも、その大切さをよくご存じだからなのですね。渡辺　でも人間って、出会いがある半面、悲しいけれども別れがあるんです。病院にいた時も「おやすみ」と言った隣の部屋の人が翌日亡くたっていたことがありました。命が与えられているって素晴らしいと思いませんか。「毎日同じことの繰り返し」と言って嘆く人もいますが、毎日家族がいて、職場の仲間がいて、同じことを繰り返すことができるって本当に素晴らしいことなんですよ。私たちの命は一瞬一瞬が奇跡なんです。一度しかない、この賜った奇跡の命を最高に生かし切るのが私たちの役割です。だから、私は一分一秒を大切にしたい。惰性で生きるなどもってのほかだと思います。--　生きること自体、奇跡だと。渡辺　私には障害者の皆さんと一緒に活動するきっかけとなった大きな出会いがありました。それは進行性筋ジストロフィーを患った大石剛という青年との出会いです。母親からたまたま手渡された彼の詩集を開いた時、その一節を見て体に電気が走るような衝撃を受けたんです。昨日よりも今日　今日よりも明日明日に夢をかなえるために(《きのう　きょう　あした》より抜粋) この詩は、同じ病気を抱えた双子の兄の豪さんが亡くなってすぐに書かれたものです。筋肉が弱り、手を支えられなくなってヒモで右手をつるしながら書いた詩なんです。剛は明日どうなるか分からない命です。それでも力強く明日を夢見て生きている。もし自分が剛と同じ立場なら「明日なんかくるな」と思ったでしょう。私は彼の生きた証しを残したいと思ってこの詩に曲を付け、CDをつくりました。その完成を前にして彼は亡くなってしまいましたが、コンサートの最後には必ずこの曲を手話を交えて歌います。渡辺知子一座の活動は決して派手ではありませんが、これからもコンサートを通して、剛が伝えようとした生きる喜びを伝えていきたいと思っています。

2009.02.13

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チョコレートを頂きました。

　昨日、いつもお世話になっているお得意先から、14日に会えないのでひと足先にと、チョコレートを頂きました。こちらは先生もスタッフの方々も素敵なお店です。カウンセリング力が求められる相談藥店では、相談をされる方を包み込むような優しさが必要ですが、スタッフ(従業員)さんの中で、ぴか一だと私が思っているのは、このチョコを頂いた方です。そんな方からチョコを頂けて、とてもいい日になりました。

2009.02.11

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なんとか参加出来そうです。

1日は宮崎で仕事だから駄目でしたが、この日ならなんとか参加出来そうです。

2009.02.10

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何杯飲みますか?

うちの子供たちが大好きなお店はこちらですが、行くと必ず必ずドリンクバーつきにします。私はアイスを2回。ホッとを1回は飲んじゃいますが皆さんは何杯のまれますか?

2009.02.08

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長浜ラーメン

会社の比較的近くに長浜将軍があります。昼間は行列が出来ているので、人が少なくなった3時ごろに少し遅めの昼ごはんを頂きました。とんこつラーメンの中では上品な味です。学生の頃には、「長浜ラーメン以外はラーメンではない」って思っていました。社会人になってからは、仕事でいろいろなところに行かせてもらい、その土地で有名なラーメン屋さんにも随分通いました。その土地で美味しいものはあるもので、久留米・熊本・宮崎・鹿児島と少しずつの味の違いもあり、どれも美味しいと感じられるようになりました。それでも血に染み付いた、長浜ラーメンの味は格別だなって感じました。夜になると、このあたりにはたくさんの屋台が出ます。ラーメンを食べ終わり、店から出ると、ちょうど準備が始まっていました。屋台にも暫く行ってないな～

2009.02.07

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福岡市赤煉瓦文化館

会社に行くときに必ずここの前を通ります。私はこの建物を見ると博多だなって気分になれます。　この建物は赤煉瓦文化館といいます。明治４２年２月に竣工。建物が立地する角地に合わせて、凹凸に曲線を交えた複雑な平面を持っていて、中央部には青銅のドームを載せています。小塔や屋根窓を多彩に配した屋根と、赤煉瓦に白い花崗日本生命保険株式会社九州支店の社屋として設計しました。岩の帯を装飾的に使った外壁は、華やかに街角を飾っています。　　昭和４４年３月には国の重要文化財に指定されました。それを機に福岡市が買収し、昭和４７年１１月から歴史資料館として活用を図りました。その後、市民に開かれた歴史遺産として保存活用を図ることになり、平成６年２月に、市や県内出身文学者の資料、遺品を展示する「福岡市赤煉瓦文化館」として開館しました。　中に入ってみると思ったより狭く感じます。壁が厚いのかな? その重厚なつくりは時を越えて色々なものを語りかけてくるようです。

2009.02.06

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恐・驚き・パニック

恐れ・驚きは、腎が関与しています。『素問』の中に五臓の関係について、いろいろ説かれています。先ず天地自然界の木、火、土、金、水を人間の五臓になぞらえて表現しています。『素問』によって五行色体表が後世にまとめられ、一般に使われてきたわけです。天地の変化が人間の五臓に変化を及ぼすこと、その他身体に関することなど、すべて色体表に表現されています。　自然界の木、火、土、金、水の強弱の変化は、季節の変化に通じ、それが人間の内臓の変化に影響をきたし、変則的になると病を起こします。　五臓は互いに助け合いながら、健康を守っており、例えば肝臓が他の臓器に比べて強すぎたり、弱すぎたりすることによって、五臓の不調和を起こしてやまいを起こしてします。この不調和は、気温、気圧、湿度、燥度、感情、精神的なストレスの問題から食事の問題に至るまでが原因となります。外界の変化や社会環境その他の要因全部が、五臓の変化の不調和になることを説いています。　そこに五行色体表による相生、相剋のことなどが、重要な問題になってきます。　傷寒論の平脈法の第15条に「問うて日く、脈に相乗ずるあり、縦あり横あり、逆あり順ありとは何ぞや」「師の日く、水行きて火に乗じ、金行きて木に乗ずるを縦といい、火行きて水に乗じ、水行きて金に乗ずるを名づけて横という、水が行きて金に乗じ、火行きて木に乗ずるを逆といい、金行きて水に乗じ、木行きて火に乗ずるを順という」とあります。難経の五十難に日く、「病いに虚邪あり、実邪あり、賊邪あり、微邪あり、何を以って之れを別かつ」後から来たる者を虚邪となすこの後より来たる者とは、木行きて火に乗ずるの例に相当し順にあたります。前より来たる者を実邪となす、この前より来たる者とは水行きて金に乗ずるの例に相当し、逆にあたります。勝てざる所より来たる者を賊邪となす。この勝てざる所より来る者とは、火行きて水に乗ずるの例に相当し、縦にあたる。勝てる所より来たる者を微邪となすは、木行きて金に乗ずるの例に相当し横にあたります。これらの条文は蔵気が相乗じて病をなすことをいっています。五臓の不調和が、その原というのである。順は相生であり、その反対が逆となる。徴は相剋であり、縦であり、その反対は、横となり微邪である。　我々の体内の五臓も常に助け合ったり、剋し合ったりして調和を保っています。　五臓の働らきがお互いに助け合って行くような状態を相生といい、又ひとつの臓器が行き過ぎて不調和が起きて病を発することから、その強過ぎた臓器を勝てる勝といい、相手を剋といっています。この相生、相剋が、体内で健康的に調和を保つように考えて行くのが、漢方医学の基本ともいます。　このような考え方に基づいて、驚き、恐れ、悲しみの感情が強ければ、腎気が異常に冗進してバランスを失ない、心気とか脾気が抑えられて、奔豚気を発するのではないかと思われます。腎臓の弱い人は、非常に驚きやすかったり、恐れたりする感情がたかぶる人に多いのです。〔薬　能〕傷寒論太陽病中　第35条　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「発汗後、その人臍下博する者は、奔豚を作さんと欲す、茯苓桂枝甘草大棗湯れを主どる」　茯苓（甘平）8g、桂枝（辛温）4g、甘草（甘平）3g、大棗（甘平）5g上の四味を甘爛水2合（400cc）を以って、先ず茯苓を煮て4勺（80cc）を減じ、諸薬をいれ、煮て6勺（120cc）を取り、滓を去り2勺（40cc）を温服する、日に3服する。　甘爛水を作るには、水4合（800cc）を取り大盆内に入れ、杓を以って之れを揚げ、水上に珠子5－6千顆、相逐うを得れば取りて之れを用うとあり、天の陽気を引き込むといわれている。天の気は、人間の肺によって体内に組み込まれ、金生水の色体表に則って、肺の気は腎の気を生じて行くという考え方から、このような方法をとるのではなかろうか。金匱要略　奔豚気病脈証治第8　第5条　金匱要略の場合は、体に風邪とか傷寒の異常がなく、恐怖が与えられたりした時に起こるひとつの証とみている。「発汗後に臍下博する者、奔豚を作さんと欲す。茯苓桂枝甘草大棗湯れを主どる」　発汗したために表が虚して発散が出来なくなり、陽気が中にこもって衝脈にそって突き上げて来るのではないか、これが恐怖と同じような身体の条件になると考えられる。　同文ではあるが、傷寒論中にある条文と金匱にある条文とは、発汗後は同じであるが、その前の起こす原因について、心理状態とか体の具合いが違うことを、考えておかなければならない。そこで、先ず理解しなければならないことは、奔豚気という病である。　この病に属するものを現代病にいいかえてみると、精神不安、発作による心臓神経症、神経性心悸亢進症、ヒステリー発作、子宮痙攣、胃痙攣、腹痛、癲癇、ぽっくり病、ノイローゼなど。多くの病気を上げることが出来きます。これらの病氣を起こす原因が驚恐にある奔豚気というのです『金匱要略』　奔豚気病　　　　　　　　第1条「師の日く、病いに奔豚あり、吐膿あり、驚怖あり、火邪あり、この四部の病は、皆驚より発してこれを得る」〔解釈〕師が言われるのには、病に奔豚という病と、膿を吐くという病と、驚き恐れるという病と、火邪の病の四つの病があるが、これらの病は、皆驚きによって起こる病である」普通一般に考えると、驚によって奔豚気病が生じるといっても、その他に何か原因がなければ、やたらにそのような病気が発するとはいえない。その驚き方が激しかったり、いつまでもそのような感情を強く持ち続けたり、身体の衰弱している所があったり、さらには驚きによって緊張度が高まり発散が悪くなり、内に熱がこもって血に熱を持って起こることが考えられる。　驚きによって発する病を考えてみると、皆、気の発散がうまく行かずに内に熱を持って弱い所より気を発するようになる。その気の排泄口が奔豚気ということになるのではないかと思われます。四部の病いのひとつである火邪について傷寒、『金匱要略』を追ってみると、次のように記されています。太陽病中篇　第92条「脈浮なれば、宜しく汗を以って解すべし、火を用いて之れを灸すれば、邪よって出ずるところなく、火によって盛り、病い腰より以下必ず重くして痔す、火逆と名づくるなり」（解　訳）　脈が浮いていれば、熱は体表に浮いている。従って血液も体表に多いから発汗によって血の熱を除いてやるのが本来の治法であるが、火を用いて発汗をさせて之れを解そうとしても、火は中を温めるのには効果があるが、表から気を発することが出来ず、邪気がお灸のために余計に強くなって、発散することが出来ず、腰から下が重くて自由がきかなくなってしまう。これを火逆というのである。太陽病中篇　第96条「太陽傷寒の者に、温鍼を加うれば、必ず驚くなり」（解　訳）　太陽傷寒の者とは、太陽は病の場所をいい、傷寒は病の種頬をいっている。傷寒によって太陽病を起こしている者に、温針の温を加えると、経を温めることによって、必ず驚きを発するということである。太陽膀胱経の裏は、少陰腎経で温鍼は血を動ずる。腎は余分な熱を嫌い、腎が動じられれば驚を発するようになる。血に余分に熱を持てば、肝に熱を生じ、腎、肝を助く、よって窯が現われるのである。金匱　奔豚気病脈澄治第8　第2条「師の日く、奔豚気病は少腹より起こり、上って咽喉を衝き、発作すれば死せんと欲すれども、復たかえりてやむ、皆驚恐より之れを得る」(解　訳）　師がいわれるのには、奔豚気病は下腹の方から起こり、上って咽喉の方まで突き上げて来て、発作が始まった時には死ぬんじやないかと思わせる程だが、またすうっとおさまってしまう病気のことで、これは皆、驚き恐れることから起こるものである。腎は子宮をも包含しており、子宮は衝脈、任脈、督脈の出発点である。

2009.02.05

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焼き鳥　かわや

外食3連ちゃんのしめは「焼き鳥・かわや」あまり大きくない店内ですが、いつもお客さんで溢れています。我々は7時前にお店に入りましたが、あっというまに満席になっていました。ここでのお目当ては「とり皮」です。一人20本は軽くいけてしまいます(爆) しこたま食べた後は・・・・ちょいと中洲に寄り道して帰りました。来世は酒豪になってやる(大爆)

2009.02.03

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