大変な問題が起きたときの対処法
事状身状の助かり方教えて頂いたこと25誰でも問題にぶつかり、今までに体験、経験しないことに出くわします。そこでどうしたらよいかということになり考え込みます。何故この問題があるのか、どうしてこの時期にあるのか誰もわかっていません。問題が、人間関係であろうとも、嫁姑の問題であろうとも、金銭、財産の問題であろうとも、仕事上のことであろうとも、会社の上司との関係であろうとも、夫婦の問題であろうとも、家庭内不和であろうとも、登校拒否の問題であろうとも、男女の問題であろうとも、その問題を通じて親の意識に成長する為に、その問題はあります。いつか、何処かで通らなければならなくなっています。ちょうど先生が生徒に試験問題を出したり宿題を出すのは、生徒をいじめる為ではなく、実力を付かせる為です。私達を親の意識へ成長させるため問題が出されます。親が子をいじめるために問題を出すはずはありません。より良く生きて活けるようにあるのです。そして助けてくれ助けてくれと、マイナスの引き算のように、おもちゃを買って下さいとまるで子供の様にしてくれ、してくれと要求ばかりしています。マイナスの借金づくりの生き方です。これでは助けてくれと、言った分だけ助かりません。助けてくれと言うのは、自分が助かっていないからいうのです。子供の生き方であります。助かっている人は、有難うございますと言うはずです。問題になることが起きた時には、その問題は、そのままにして、いじらないことです。それをどうのこうのといって、いじくり回して自己中心の考え方の渦の中に入ってしまい悩み続けてしまいます。問題を解決する為には、今の持っている徳という運命貯金が足りません。その徳という運命貯金を増やしますと解決します。その為に徳を増やせばよいのです。そういうこともせず問題を引っ掻き回すと、がんじがらめになってどうにもならなくなってしまいます。人間の力ではどうすることも出来ません。植物に例えると、人間が種を蒔き、肥料をやり、除草だけ一人分だけの努力をするだけで、後は自然界の創造主が芽を出し、葉をつけ、花を咲かせ、実をつけるという九割のことをして下さいます。だから一人分、つまり一割の努力で九割のことを親はしていて下さるのです。このことから、問題はいじらず徳を増やすという努力、言葉でも、お金でも、体を使ってでも、他の役にたつ徳を増やして見ることです。このような生き方をするとその様な現象が起きてまいります。助かっている人程、更に助けようとします。だから問題があっても助けたいで通りますから、益々助かって生きます。つまりプラスの貯金の生き方であります。親の生き方です。この様にマイナスの要求ばかりしている生き方は、借金作りの生き方で、マイナスの不徳の生き方であり、段々沈んでいきます。しかし他の為にとプラスの生き方は、貯金作りの生き方で、プラスの徳のある生き方になって行きます。マイナスの不徳の生き方をすると、類は類をもって集まると言うように「泣き面にハチ」「弱り目にたたり目」と言うことになって行きます。しかし役にたってプラスに生きる生き方をする人は、どんどん徳が増えて、「笑うかどには福きたる」というふうになって行きます。要するに問題があった時に、プラスの徳積の他にプラスを与える親の意識で通るのか、それともマイナスの不徳の愚痴、不足、不満の子供の意識で通るのか、それは、自分次第であります。どうしてもプラスの徳積の他にプラスを与える親の意識で通る為には、日頃から他の為の役にたつ徳を増やしていく生き方をしなければ、親の意識にはなれません。また徳を積む生き方をすると、その徳のある分だけ悟ってきます。その結果として、必ずプラスの喜びの生き方になっていくように造ってあります。これが事状・身状の助かり方になるわけです。