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観たのは、ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」シリーズの第5弾「ダイ・ハードラスト・デイ」。14日に、日米同時に封切られたばかりで、評判はまだわからないが、タイミングが合うのが吹き替え版くらいだったので、ルパンテイストの野沢那智声のジョン・マクレーンと野沢那智の息子声のジョンの息子ジャック・マクレーンとのダブルマクレーン親子を堪能した。88年の1作目以降、米国内を舞台にテロリスト集団と命懸けの戦いを繰り広げてきた刑事ジョン・マクレーンが、今回ロシアに進出し、息子のジャックとこれまで以上にド派手なカーチェイスと銃撃戦を繰り広げ、高いビルからのダイブなど大暴れする。ジャックは父親を「ジョン」と呼ぶほど、お互い疎遠になっていた親子がタッグを組むことでお互いを認め、プールに落ちた後、「お父さん」と探し回る繋がり、敵の父娘の繋がり、など、「親子の絆」も今回のテーマかと思われる。 市民を巻き込み過ぎのカーチェイスにやりすぎ感が強いものの、チェルノブイリでの二組の親子は007スカイフォールの最後を思わせ、息子ジャックを演じたジェイ・コートニーは先般観た「アウトロー」で見せた冷酷な悪役とはまた異なる表情で好演し、今後のダイハードの主役交代を予想させるものだった。『ラスト・デイ』とあるが、『運の悪さは遺伝する』という副題にあるように、少なくともジャック・マクレーンの再登場はあると確信。今後に期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.17 11:34:17
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