カテゴリ:韓国と日本
沖縄から戻ってから忙しく、あっという間に一週間が過ぎました。 済州島にも方言がありますが、沖縄にも方言があります。沖縄ではこれをうちなーぐちといいますが、そのうちなーぐちの講座をしている比嘉さんにお会いした時のお話をご紹介します♪ 琉球王国時代に使われていた言葉がすなわちうちなーぐちですが、比嘉光龍さんは方言としてではなく、うちなーぐちという一つの言語としてとらえ、講座をしておられました。 外から見た姿もとっても素敵な方でしたが、お話を聞いていてとてもかっこいい~と思ったのは、自分に正直に生きていらっしゃるところ...。 外見はハーフですが、外国語がしゃべれなかった彼は、ロックを学ぼうと思ってアメリカに渡ったそうです。でも、そこで彼が感じたのは、外見はハンバーガー文化のアメリカ人だけど、自らの中身はとーふちゃんぷるー(沖縄料理)だということだったそう...。 現在はロックではなく、三線をひきながら、沖縄民謡を歌っておられますが、自分の好きな楽器を使って歌を歌い、うちなーぐちを教えている姿はきらきら輝いていました。 自分に正直に生きているからかな...と思ったのと、自分がどういう人間であるのかをよく知っているように思えました。 韓国生活10年目になった私もこのごろ、日本人だけど日本人でないような、それでいて韓国人にはなりきれない...そんなジレンマを感じていたのですが、彼にあってとても刺激を受けました...。 それから、済州島と沖縄は似ていますが、ここは違うと思ったことがあります。 済州島も沖縄も耽羅国と琉球王国という一つの国でしたが、済州島が耽羅国を忘れつつあるのに比べ、沖縄は琉球王国を取り戻そうという流れがあるということ....。 民謡やうちなーぐち、三線(三味線)が若者の間で人気を集めているのが、その現れではないかと思います~♪ とても忙しい毎日ですが、沖縄から戻って、不思議なくらい心が穏やかです。やっぱり自分のルーツを確かめることができたからかもしれないと、思っています。
期間は短かったですが、たっぷり充電できた4日間でした。 家族のいる済州島でますます頑張ります~ 済州島旅行は済州ツアーからお願いします
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