どうぶつ、だいすき♪（2）

2008.02.06

(25)

猫を飼う夢は果たせなかった母さん、中学生の時に犬を飼うことになりました。

シェルティをブリーダーさんのお家から譲り受け、エルと名づけました。

おばあちゃん（母さんの母が）母さんの弟のメンタルケアのために飼い始めました。

ちょっと神経質だったけど、とってもかわいい女の子でした。

エルが来てからというものの、オウムのラブは元気がありませんでした。

多分、みんながエルばかりに気を取られていたことが分かったのでしょう。

ラブは天寿を全うする前に亡くなりました。

キボウシインコは普通は40年くらい生きるそうです。

今考えるともっと広いケージで飼ってあげたかった・・・。

一方、犬のエルは13歳半ばくらいで、腎不全で亡くなりました。

病院に入院していた時、母さんがお見舞いに行くと

まだ受付にいて姿も見えないうちから、ワンワンと嬉しそうに鳴きました。

もう助からないことが分かっていたので、

病院から帰る道すがら、いつも号泣していました。

結局最期は家で看取ることができました。

おばあちゃんが、「もう頑張らなくていいよ。」と身体をなでると

静かに息を引き取りました。

もうしばらく何も飼いたくないね。

それが家族みんなの気持ちでした。

結局その後に動物を飼ったのは、父さんと暮らし始めてからで

ジャンガリアン・ハムスターでした。

1匹目はmonicaと名づけました。

ハムスターによくある病気で、腫瘍ができて一度手術しました。

その後いつも通り元気でしたが、結局1年7ヶ月くらいで亡くなりました。

あんな小さいのに手術して、よく頑張ったと思います。

こんな寿命が短いんだから、もうハムスターは飼うまい・・・

と思っていたにもかかわらず、1年後くらいにまた飼いました。

次はmonakaという名前にしました。

この子は病気もせず2年7ヶ月。

暑さに弱いハムスター達のために、夏は家にいないときでも冷房をつけて出かけました。

ハムスター1匹、ペットショップで980円。

じゃあ冷房代は？と考える人はいるかもしれませんが、

命はそういう価値観ではかれませんからね。

今、猫を飼うに至った経緯は先日の日記で書きましたが

猫は飼う前に想像していた動物とは違いました。

犬は好きだけど猫はちょっと・・・という人は

猫は勝手気ままで、かわいげのない動物と思ってることも多いでしょう。

そういう部分も確かにあります。

でもそれ以上に甘えん坊で、そして犬と同じように賢い動物です。

人との間に主従関係を持たないというだけで、言葉はよく理解します。

別になんのオチもない母さんの動物遍歴でしたが、

なんだかんだ、やっぱり動物はすごいです。

癒してやろうなんてこれっぽっちも思ってないのに、こんなに癒される。

好きな相手には、正直に好きな気持ちを表現します。

好意をもたれたら、誰でもその相手をいとおしく思いますよね。

人間は好意をもつと、どこかで見返りを期待したりしてしまいがちです。

子供がいない人間に、父性や母性というものを教えてくれるのも動物です。

家に来てくれた猫たちに本当に感謝です。