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『秋麗 東京湾臨海署安積班』
Amazonより 女性刑事の水野が東報新聞の女性記者山口に、先輩の記者からセクハラを受けていると相談されるところから物語は始まります。 本筋の事件は、臨海署近くの海で発見された遺体が、かつて特殊詐欺で逮捕された戸七十代の男で殺人事件として捜査本部が立ち上がります。 これは隠蔽捜査シリーズなどで良く見られる、今野敏氏の得意とするストーリー展開。 事件発生とプライベートの「事件」がほぼ同時に発生し、捜査本部に縛られながらもプライベートの「事件」も解決していくという展開ですね。 半グレの怖さと、孤独感につつまれる独居老人という現代社会の病巣的な事象を上手く取り入れています。 『秋麗 東京湾臨海署安積班』は、派手さはないけど、近作の中では秋美の出来だと思います。 皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 17, 2024 11:26:33 PM
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