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テーマ:大人のお稽古(778)
カテゴリ:私の習い事(謡い)
私は謡いを習っています。謡いといわれてもピンとこないと言う友達も
テレビなんかの結婚式シーンの高砂や~っていうやつよ って言うとだいたい分かってくれます。そう!その謡いなんです。 なぜそんな謡いなんてものを始めたかというと 自分の結婚式で謡ったらいいじゃないか と安易に考えたからでした。良い先生にめぐり会うことが出来初めてのお稽古の日に なぜ謡いをお初めになろうと思ったのかしら? はい,結婚式で高砂を謡えるといいと思って。 お友達の結婚式で? いえ,自分の結婚式です。 自分の結婚式では謡っちゃダメなのよ。 えーそうなんですか?(落胆) でもすぐに気持ちが切り替わるゆかりんですから じゃあ友達の結婚式で謡えばいいじゃん と思い直しました。しかし,更に先生が追い討ちをかけるように テレビで出てくるように 高砂や~の部分は本当は 結婚式の最中では謡わないものなのよ。 えっ!(絶句) でも謡える部分もあるからね。 はい・・・(呆然) 1日にして目標を失ってしまったのでした。それでも謡いを始めて5年。その間には友人の結婚式で高砂を謡う機会にも恵まれました。 高砂の謡本の表紙です 高砂や~の部分です 赤い部分は注意されて書き込んだ部分です 1日にして目標を失ったとはいえ,それでもすぐに気を取り直すのがゆかりんの良いところなので,楽しくて続けています。 ところで今年の大河ドラマは面白かったですね!義経の中に出てくるエピソードは謡いで出てくる内容と一致したものが多かったのです。まずは 橋弁慶 これは弁慶と牛若丸が五条の橋の上で出会うところのシーンです 船弁慶 これは義経一行が頼朝と不仲になり 西国へ船で向かうときに 平知盛の亡霊の怨霊が現れ 弁慶が祈って追い払うというシーン 安宅 歌舞伎などでは勧進帳と呼ばれるところです。 これは難しいのでまだ習っていませんが 謡いを聞いたことはあります。 それなにり楽しみを探しながら楽しく謡いを続けています。私の好きな作家山本周五郎氏の作品にも謡いは出てきます。そういうようなものが理解できるようになってきたというの嬉しいことでした。これからもがんばって続けていきたいと思っていますが,最大の悩みは 私の次に入ってくる人がいない 私より若い人もいない ということです。だからいつまでたっても私は新人。早く新人と呼ばれないようになりたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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