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カテゴリ:ピアノ
本番が近づいてきました。
土曜日のレッスンで細かいところを再度教えてもらい、あとは「がんばりましょう。」 といわれた娘。本人なりに、うまくいかないところをわかっているところもあって、練習に前向きになったり後ろ向きになったり。 それに、ピアノの他にも本人のやりたいことが目白押しの週末から週明けで。 時間のやりくりにも、苦労していました。 疲れちゃって、練習はしたくない・・・デモしなきゃ・・・だらだら。 というのが見え見えの時も多く、そんなときは一言。 「後は、ユカタン次第だよ。ショパンコンクールの時のような後悔をしたいのか、それでもいいのか。もう最後の詰めだよね。」 酷だよなあと思うけど、それが事実だから。それを乗り越えたくて臨んだコンクールでもあったから。あえて、いう。 娘は、ひーんという顔をして、それでもピアノに向かう。それだけでも、進歩だと思う。このコンクールに向けての成果だと思う。 最初は、のらない音、そこから少しずつ音が変わっていくのがわかる。いい加減な音が、生きた音になる。重い音が、きらきら光る音になる。うまくそれができると、のってノリノリで練習。 でも、残念なことに、 そうではないときもやはりあるわけで。 その時は、引導を渡してあげるしかない。 「今日はもうやめにして、明日がんばろう。もう、寝よう。」と、声をかける。 すると、うんと頷いて、ピアノのふたを閉める。 夫は、それじゃだめっていう。 甘やかしかもしれないなって思う。 苦しい中で突き詰めていくのが、成長の苦しみなのかもしれないとも思う。 とにかく、あさって。いよいよ、本番。 明日は、娘から先生にお願いしての補講。 (先生は、次の日早いからいいんじゃない?と言ってたのだけど) それも、進歩。 だからこそ、結果もついてもらいたい気持ちもある。でも、こればかりは・・・。 とにかく、本番で自分なりの最高の力を出せますように。 祈りつつ、彼女を支えていこうと思ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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