学級懇談会と先生との座談会
息子が通っている公立高校は文武両道で部活もさかんだし、行事も多く、忙しさは半端じゃないところです。そこの2年生になった息子の初めての学級懇談会に参加してきました。以下、箇条書き風に書いていきます。・学級懇談会参加者数 男子生徒の保護者10名、女子生徒の保護者1名、担任の先生・担任の先生は年配のベテラン先生で体育を担当。・自己紹介から始まり、それぞれの生徒の家での様子を報告。その中で塾に通っているかどうかという話が持ち上がりました。塾に行っているのは2年生で約半数。これは例年に比べると多いそうです。なぜ塾に行くかの理由として、家庭では誘惑が多く勉強に集中できないから塾の自主室を活用している。苦手科目を塾で補う。なんとなく不安だから。などでした。ちなみにうちは部活との両立で塾に行く体力的余裕はないということで行ってません。・先生より学校は塾に行く必要はないと行っているが、個々人の理由がある場合は仕方がない。ただ一番恐れるのは学校も塾も中途半端になること。学校の授業を集中して聞き、予習復習をきちんとできていれば行く必要はない。土曜のセミナーに出席したり、教科の先生にもっと質問に行くなど学校をもっと利用して欲しい。また放課後、生徒同士で教えあうという方法は効果的。実際に数学などは質問の列ができて、帰宅時間を越える場合もあるそうです。・進路について理数系か文系かはもちろんのこと夏までには方向性を決めておくべき。1、2年生の数学、英語はきちんと2年生までに結果を出しておくと3年になると余裕を持ってた教科にも取り組める。厳しい内容でした。生徒さんの中には、疲れていたり、睡眠不足だったり、なんらかのシグナルを出しているようです。ミュージシャンになりたいとか学業以外に夢を持つお子さんは別として、それ以外はとりあえず進路はきまっていなくても勉強をしておくようにということでした。うちも自転車片道30分の距離、サッカー部でしごかれて、7時間授業を集中して聞くだけで帰宅したら勉強をする気力まで残っていないのが現状です。1年生の頃は一日2,3時間は勉強に当てていたため、それなりに上位の順位にいましたが、今は停滞中で順位も落ちてきているはずです。落ちると順位すら聞きにいきません。特に最近は腹痛などの症状を訴えるため、担任の先生にお話すると、息子は「ポーカーフェイス」らしく、まったく表情では読み取れないが、学校では楽しそうにしているということでした。次にPTA役員と学年の教科の先生との座談会。・教科の先生4名、役員8名参加。・自己紹介で始まり、ここでは生徒にとったアンケート結果から話し合が始まりました。口火を切ったのは私。アンケートから見ると「授業を理解しきれてない生徒数」が多い。それに対して学校側は塾に行く必要はない。学校側にその根拠と取り組みを教えて欲しいと詰め寄りました。これってモンスターペアレンツになるんでしょうか???その質問に対して、教科ごとの説明をしてくださいました。この学校の先生方は問いかけたら保護者にも答えてくれる。プライドを持って教えている。と感じました。数学の教科の先生がいった言葉が印象的でした。45分の授業で全部理解できるように話してはいないから理解できないと思う生徒もいるかもしれないが、あくまで考え答えを導くのは本人。その問題を持って帰って解くと理解できるようにしている。ということでした。そこのつめがあまいのでしょうね。英語に関しては具体的な勉強方を教えていただきました。単語を覚えるのに最低同じ単語を6回は見ないとだめだ。単に単語を機械的に覚えるのではなく、違う文章の中で6回読むという方法をすすめる。ヒアリング用のCDを活用。長文読解は単語ごとにくぎる以外に段落ごとに問題を解く。などだったと思います。世界史の先生からは、教科書のページを開けてと言ってもすぐに開ける子と開けない子がいる。それは集中力のさなどでおきる。とにかくどの教科の先生も基本の授業をきちんと受けること。聞く時は聞く。書き取る時は書き取る。予習復習しないといけない教科(英語、古典、数学)は特に毎日少しでもいいからしておく。部活で時間のない生徒は隙間勉強を利用する。例えば電車の中、朝10分早く起きて勉強するなどでした。確かに一時息子も休み時間を勉強時間に当てていた時があったようです。でも休む時は休んで欲しいというのも先生方の意見でした。時間を見つけるっていうのも難しいですね。ある保護者からはどこかで力を抜くところはないかとの質問がありましたが、きっぱりないとの答えでした。あるとすれば、予習の方法を全文写してするなどではなく、要領をよくしてするとうアドバイスでした。かなり密度の濃い座談会となり、先生も保護者もかなりヒートアップしました。その他いろいろ意見が出ましたが、長くなるので割愛します。親がでしゃばるのもよくないけれど、先生方の考えや生徒への熱い思いを聞く事ができてよかったと思います。先生も真剣勝負なんだと思いました。帰り際に英語の先生が私のところに来られてさらに詳しく説明してくださいました。生徒はそれに答えられるでしょうか。。。私がその気になっても仕方ないんです。やるのは本人なんですから。ほとんどの生徒さんが国公立の大学進学を目指しています。ただ勉強ができる人ではなく、人間力も育っていって欲しいと思います。そこは家庭の影響も大きいところだと思うので、まだまだ教えることはたくさんあると思います。教えるというか、いろんなことを考えて欲しいと思います。そして高校生活が何より楽しければいうことないんですが、なかなか難しそうですね。。。親も欲張りすぎないようにしないと子供への負担が大きくなります。最終的には本人が考えて、決めて、行動する。そこを大事にしたいです。たくさん書いてしまいましたm(__)mどんなに今回で疲れている生徒さんが多いか、わかっただけに熱くなってしまいました。うちの子もその一人。どうしたものか。。。高校生のお子さんを持つお母さん方の参考になればという思いであえて今日のことを「高校生ママの日記」として書きました。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 □ □ ランキングに参加中です□ □インテリア、ファッション、お料理と三つのカテゴリーに参加しています。いつも応援ありがとうございます。