カテゴリ:中国
万里の長城に行ってきたよ。
天津から大体3時間ぐらいかかるかな。 新幹線で北京に移動してそこから怪しいツアーバスで2時間ぐらい。 とても渋滞してるのでそれぐらい時間がかかる。 しかしこの怪しいツアーバスが笑えた。流石中国!万歳!! まず僕たちは朝5時に起きて7時には北京に着いていたのに、このバスが出発したのは9時。。。 なんと客引きが万里の長城行きの客でバスを満タンにするまで出発しない。 しかも、客引きの時点では万里の長城の料金しか話さないのに、バスに乗ったら、おまけで洞窟探検のオプショナルツアーが突然登場!しかも何故か強制参加で追加料金の徴収攻撃。 万里の長城は明の時代のモノで、想像していたより行動範囲は狭かったけど、観光としては良かった。(万里の長城は色々な時代のモノが十二一重のように沢山あって古いものは壊れてしまっているので全部を歩くことはできない) 午後は万里の長城以外のオプショナルツアーで、明の13代皇帝の古墳はよかった。 しかしその後。。。 まず、中国医学を築いた人の歴史博物館(漢字忘れた)は、これまた中国で有名なドクターが登場して実際に診断してくれる。 僕はスノーボードで腰骨がおかしいとか、健康上の理由でビールは控え中とか、大体当たっていたけど、それらを治す2カ月間の漢方薬を処方するには、360元掛かるとのこと。診察してから商売っすか! 次は期待の洞窟探検♪ なにがあるのかな♪ ドキドキ。 過疎化が進んだような山にある小さな村に着きました。 百仙神洞という名前だそうです。 イマイチ不細工で歴史的価値がまったく無さそうな像と放し飼いのヤギが2匹。。。 期待を胸に(どっちの期待?)中に入ると。。。 コンクリート固めの洞窟が! じ、人工っすか!! しかも道端には如何にも歴史的価値の無さそうな、神々の像がずら~っと。 しかもガイドの姉ちゃんはもっともらしく像について説明しながらコンクリートの洞窟を進みます。 ココは多分、防空豪か何かで、それを利用して作られた観光地なんだね。 しかし、横に置いてある龍王の説明。。。 中国語勉強中の僕でも読めるぐらいにカンタン♪『龍王は雨の神様のお友達』 一体あのねえちゃんは何をそんなに沢山説明してるんだろう? この後ネタばらしです。 百仙神洞に興味があって旅行したい人は読まないでください。 最初、防空豪と思っていたこの洞窟だけど、中はびっくりするくらい広い。 まるで地下帝国のようで、山を一つ空洞にしたような感じ。 作るには途方もない費用がかかった筈。。。 実は昔、核兵器工場だったらしい。 1950年頃の話。 そしてこの洞窟ツアーはそこから様変わりして、急に宗教めいた展開。 中国語がさっぱりわからないけど、多分、核兵器みたいなものは人類に必要ない戦没者にお祈りを!みたいな事になり、何故か最後は霊脳者のような人とマンツーマンで占いが始まる。 だけど我是日本人なんだよ~内容はちんぷんかんぷん。 でも『あなたはこれから成功する』みたいな事だったと思う。 完全に自己的解釈だけど。 実はココでマンツーマン占いシステムで団体をバラにする必要があったみたい。 この後、賽銭箱と強面の僧侶が待ち構えていて独りずつ募金を迫られる。 洞窟の外に出るともう真っ暗! これから新幹線に乗って帰るのシンドイなあ~と思ってバスにゆられていたら、突然 『これからバスの点検をしま~す』 とのこと。 降りて休憩室に案内。そして後ろでドアが締まり、なにやら高級そうなアクセサリの展示即売会に突入! これで僕ら以外が全員サクラだったら洒落にならないけど! その後、貴金属の購入者が誰もいなかったので、ヘソを曲げたのか、このツアーバスは北京駅には戻ってくれないのでした。 『北京駅は渋滞がひどくてとても時間がかかるので、皆さんは最寄の地下鉄で帰ってください』 みたいな。 これ多分、日本でやられたらブチ切れるなあ。 と思うけど、何せ僕は中国初旅行の上に地下鉄も乗れる事になって楽しかったけど。 しかも寄り道して天安門広場も行けたし! 中国の吉野屋も行けたしね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 11, 2007 04:56:12 PM
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