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カテゴリ:イエメン
「イエメンって?」とよく聞かれるので、ちょっと紹介します イエメン共和国(Republic of Yemen) アラビア半島の南(サウジの下・オマーンの隣にあります) 面積 日本の約1.5倍 人口 約2千万弱 首都 サナア 民族 アラブ人 宗教 イスラム教 言語 アラビア語 通貨 イエメンリアル(1リアル=0.6円) イエメンの歴史 前1000年頃・・・シバの女王で有名なシバ王国が誕生。(現イエメンと言われる) シバの女王については、後ほど・・・ 前800年頃・・・首都マーリブにダムを建設。 緑に恵まれた王国は「幸福のアラビア」(Arabia Felix)と言われました。 570年頃・・・ダムが崩壊。住民はここを捨て、マーリブは歴史から姿を消した。 1550年・・・オスマントルコに制圧される。 1850年・・・アデンが英国の植民地に。 1919年・・・イマーム・ヤヒヤ(宗教指導者)により北イエメン成立。 アデンは、英国の植民地のまま、紛争の絶えない地域となる。 ヤヒヤは、北イエメンを鎖国状態にすることで支配を確立したので 1960年までイエメンには、学校も病院もなかった 1962年・・・北にてイエメン・アラブ共和国成立。 1967年・・・南にて、イエメン人民共和国成立。 1990年・・・南北統一。 1994年・・・内戦勃発。 現在・・・貿易路からも外れ、乳香も忘れられた今 イエメンは「アラブの最貧国」と呼ばれている。 他のアラブ諸国は、石油生産で潤っているけど、 イエメンではドラム缶1本しか石油が取れない。
他のアラブ諸国とは違い、イエメンには近代的な高層ビルはありません。 イエメンの男性は、ジャンビーア(半月刀)を体の正面にさし、 女性は全身をアバヤで覆い、目だけを出しています。 男性は、午後になるとコブ取り爺さんのように 片方の頬を膨らませてカートを噛んでいます。 こんな姿をみると、「アラブの最貧国」と言われているイエメンが とてもステキな国に見えました。 アラブ文明発祥の地とされる国で、イエメンの人々は 古きよきアラブの習慣を大切にして生きているように思えました。
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