ゆきの世界旅

しばらくお休みしていた、イエメン旅行記の再開です　

前回の日記で、イエメンの窓は小さめに作られていると書きました。

小さい窓の上にはカマリア窓という半円形の窓があります。

これは、ステンドグラスでできていて、明り取りの役目をします　

↑　ステンドグラスが、カマリア窓。

キレイですね　

日本人にも有名な「Ｄａｗｏｏｄ　ｈｏｔｅｌ」の屋上に上ってみました。

↑　１番高い建物は、大家族で住んでいるお金持ちの家です。

郊外にも大きなお屋敷を持っているそうです。

↓　下を覗くと、こんな感じです。

高層建築だということがよくわかります。

建物にはたくさん窓があるように見えますが、外敵の侵入に備え

１階と２階部分にはほとんど窓がありません。

３階は、台所や使用人の部屋で、食料の貯蔵庫も兼ねています。

（イエメンの使用人は、エチオピア人が多いそうです。）

４階は家族全員がくつろぐための大広間。

でも、来客時には応接間として使われます。

敬虔なイスラム教国であるイエメンでは

女性は自分の親兄弟と夫以外の男性に素顔を見せてはいけないので

男性の来客があった場合、女性は４～５階の専用部屋で過ごします。

この階には、子供部屋もあります。

↑　洗濯物・絨毯は、こんなふうに屋上に干します。

また、散策をしていると・・・

ミナレットが見えてきました。

白の漆喰で塗られた模様が、ステキですね。

アラブに来た～っていう感じがします。