祖母が亡くなった
祖母が亡くなった。86歳。大正時代に生まれ、昭和、平成と戦争時代もその後の経済成長時代も生き抜いてきた祖母。最後の一年は入院しての闘病生活で、本人も苦しかったようだが、最後まで頑張って、逝った。いつも穏やかでやさしいおばあちゃんだった。小さい頃は、夏休みにおばあちゃん家に泊まりに行くと、あちこち遊びに連れて行ってくれたり、おいしいおはぎを作ってくれたりした。そんなおばあちゃんの人生は、どんなだったのかな。つらいことも、楽しいことも、いろいろあったのだろうな。冷たくなったおばあちゃん。もうこの世の人ではないのだ。泣いても笑っても、こうして人は死ぬ。どうせ死ぬのなら、精一杯生きよう。ある本のキャッチコピーに、「人は価値があるから生きるのではない、 生き抜くことに価値があるのだ」というようなことが書いてあった。ありがとう、おばあちゃん。これからも天国で見守っていてね。