ほうれん草と豆腐のスープ
うちで晩ご飯を食べるとき、お義母さんは決まって汁物を作る。ある時はトウモロコシ粉のおかゆ。またある時は米のおかゆ。スープ麺の時もあるし、ガーダ湯の時もある。今日の汁物は、ほうれん草と豆腐のスープ。《ほうれん草と豆腐のスープ》1.油を熱し、長ネギの薄切りを4,5枚入れる。2.ほうれん草をいれ、軽く炒める。3.水を注ぎ入れる。4.塩、しょうゆを適量入れる。桜えびも入れる。5.豆腐を入れる。6.肉を煮た時の汁があれば、少し入れる。 (お母さんは肉を作った時の肉汁を保存していて、 料理の時に使っている)7.鶏ガラスープの素を少し入れ、 ごま油で味を調えて、出来上がり。おかゆやスープや麺などをすすりながら、おかずを食べる。なんか、日本人の味噌汁のような存在なのかな。あと、お母さんは残り物を上手に再加工して、食卓に並べる。例えば、余ったマントウ(餡なしの中華まん)があったら、1cmぐらいの薄切りにして、両面に軽く塩水をつけて、フライパンでこんがりと焼く。これがまた、おいしいのだ。塩じゃなくて、塩水にすると、油を吸う量が減るからなんだって。へー、主婦の知恵ですね。主食(マントウor餅orご飯など)と、汁物と、おかず。中国の家庭の食卓は、外での中華料理とずいぶん違う。そとの中華は、毎日食べると飽きるけど、うちの中華は飽きません。