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ニーハオ中国

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2009年08月の記事

全14件 (14件中 1-14件目)

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チビちゃん、満10ヶ月

チビちゃん、8月28日で満10ヶ月になりました。ここ1ヶ月の変化といえば、言葉の切れ端が理解できるようになってきて、いろんな芸をするようになったこと。「歓迎、歓迎！」というと両手をパンパンしたり、「お首フリフリは？」というと首を振ったり。その外、しまじろうくんのDVDで「グー、パー」や「ゴロゴロ」を覚えました。「グーパーして」というとこぶしを握ったり広げたり、「ゴロゴロして」とか「ゴロンして」と言うと床に寝転がってくれます。ちょっと変わっているのは、「チビちゃん、『ウッ！』して」と言うと、両手の拳をグッとにぎりしめ、全身に力を込めて気合いを入れるという芸。顔にまで力を入れて歯をかみしめる表情が笑えます。（歯はまだ2本しかないけど！）チビちゃんがおもちゃを持っている時に「それ、お母さんにちょうだい」と言うと、おもちゃを渡してくれます。こんなふうにどんどん人間らしくなってきたチビちゃん、大人の真似もするように。ある日、離乳食をやっていたら、口をしきりにパクパクと動かすので、どうしたのかと思ったら、大人の食べ方を真似している模様。それ以来、「チビちゃん、パクパクは？」と言うと口をパクパクと動かします。他にもつばめが歯ブラシで歯を磨くのを見て、同じようにやろうとしたり、大人がうちわでパタパタとあおぐのを真似したり。一丁前になったつもりで真剣にやっているのがおかしいです。そんなチビちゃんが好きな遊びは「イナイイナイバー」。以前から好きでしたが、最近は自分でカーテンや椅子の陰に隠れて、つばめが「チビちゃんどこかな？」と言うとバーッというふうに顔をのぞかせます。椅子に隠れながらこっそりとこっちをうかがう表情がいたずらっ子のようで、もう赤ちゃんというより幼児に近づいてきたなぁ、と思うこの頃。お父さんがクッションの影にかくれてチビちゃんを呼ぶと、大喜びでハイハイで突進して、クッションをはねのけて大笑いします。おもちゃで遊ぶ時は、「振る」「なめる」「落とす」「箱やかごの中の物を出す」に加え、最近はおもちゃを力いっぱい床に投げつける遊びを覚えて、危ない、危ない。「投げる」以外には、なぜか「隠す」。ソファーの下や、ベッドの隙間などにおもちゃをどんどん詰め込んで隠すのがお好きな模様。あのおもちゃ、どこに行ったのかな～、と思って探すと、とんでもないところに隠してあったりするので片付けも大変です。本が好きで、ひとりでページをパラパラとめくって静かに遊んでいる時も。そうしてひとりで遊んでくれていると、ほっとしますが、だいたいはハイハイであちこち移動して面白いものを見つけては触りたがったり、つかまって立ち上がれそうなところを見つけては立ち上がったり、棚やドアを開けたり閉めたりして遊んだり。活動的なのはいいのですが、こっちはハラハラしどおしです。「あっ、そっち行かないで！」「それ触ったらダメ！」「そんなところにつかまって立ち上がったら危ないでしょ！」と叫びながら、ハイハイするチビちゃんを追いかけています。「ダメ！」というと、あきらめて戻ってくることもありますが、好奇心が勝つと、つばめの制止を聞かないことも。それでも、「チビちゃん、バイバーイ」と言って、チビちゃんから離れて別の部屋に行こうとすると、急に焦って必死で追いかけてくるのがかわいいです。先月からつかまり立ちは上手でしたが、この間は物につかまらず、急にすっくと立ち上がったのでびっくりしました。そのまま数秒間立っていましたが、すぐにバランスを崩して床にぺタリ。自分で立ち上がるのに成功したのは今までにまだ２回だけ。でもしょっちゅうひざ立ちで天に向かって手を伸ばしたり、足の裏を床につけて立ち上がろうとしたりしているので、そう遠くないうちにひとりで立っちができるようになりそうです。離乳食のほうは順調に1日3回食に。朝は大人と一緒にサンドイッチ食パン1/3～1/2ぐらいとハト卵１個のスクランブルエッグ。昼は餃子やワンタンを食べたり、麺を食べたり。夜はやわらかめに炊いたご飯と肉団子と野菜など。チビちゃん、小麦粉料理が好きなようで、パンやマントウなどの乾き物も、ちぎって口に入れてやるとパクパク食べます。よだれが多い子なので、ちょうどいいのかもしれません。軟餅（日本のお好み焼きのソースなしのようなもの）も大好きです。食べてるものを見ると、チビちゃん、完全に北方中国人ですね。体重がここ数ヶ月、ほとんど増えていず、平均線の最下線を下まわりつつあるので、昼と夜の離乳食の後にミルクをやるようにしていますが、だいたい30～50ccぐらいしか飲みません。おっぱいも空っぽになるまで飲み切ることも少なくなっているので、やせ気味なのはチビちゃんの体質なのでしょうね。こんなチビちゃんを見ながら、「人間って、こんなふうに人真似をして学びながら　人間らしくなっていくんだなぁ」と妙に感心しているこの頃のつばめです。↓椅子でかくれんぼ

2009/08/31

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ひんやり秋空、都江源

最近、チビちゃんが夜きっちり１時間おきに起きるせいでつばめは寝不足。ブログを書く前に眠気が襲ってくるのでここ数日、更新ができませんでした。いろいろ書きたいことはたまっているのですが、体力が追いつかず、です。さて、今日もお天気の話。この間はじめて秋を感じた次の日から木の葉がドーッと散り始め、地面は今、かさかさの葉っぱでいっぱいです。夜は虫の声も聞こえるこの頃。そして昨晩はクーラーをつけずに窓を開けて寝たら、冷たい空気がひたひたと部屋に入り込んできて涼しいを通しこして、スースーと寒かったです。チビちゃんも数日前までランニングを着ていたのが、今朝のお散歩は、半袖シャツにトレーナーカーディガンを羽織り、下は長ズボンに靴下といういでたち。まぁそんなにひんやりするのも早朝だけで、日が照ってくると、その恰好ではちょっと熱そうでした。それでも朝晩はほんとにひんやりの北京です。今日は、南鑼鼓巷にある四合院を改装したレストランで香港から来た友人と食事をしました。四合院というのは北京の伝統的な建築様式で、四方を建物で囲まれた中庭があるのが特徴です。もともとは人が住んでいた住居を改装したちょっぴり秘密めいたレストランで、人も少なく、ここだけ時がゆったり流れているような、そんな空間にちょっとやすらぎを感じた一日でした。子連れなのでゆっくり食事できないと思ったら、店の従業員が交代でチビちゃんを抱っこしてあやしてくれたので、つばめもご飯を食べることができてよかったです。↓レストラン「都江源」（南鑼鼓巷板場胡同14号）

2009/08/30

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靖国神社の記事

つばめ、いつもは8月15日の終戦記念日に四大新聞の社説を読み比べたりするのですが、今年はチビちゃんの育児に追われているうえに自分も熱を出していたので、そんなことすっかり忘れていました。それが8月17日の中国青年新聞をなんとはなしに見ていると、日本の記事が目に留まった。麻生首相が15日に靖国神社を参拝しなかったことを受け、「靖国神社問題に転機が訪れたか？（靖国神社問題出現転機？）」という見出し。まずへぇ～、と思ったのは、8月15日は、日本の第二次世界大戦無条件降伏64周年記念日だと書かれていること。なるほど、日本ではさらっと「終戦記念日」と一般に言われているが、降伏記念日といえばそれはその通りだ。そして麻生首相が靖国神社を参拝しなかったことに触れ、中国伝媒大学教授の意見として、「今回麻生首相が参拝しなかった理由として、『靖国神社は国のために尽くした人を安らかに祈祷する場所であり、政治やメディアの喧騒と切り離すべきだ』と言っている。これはつまり、麻生首相はこれらの人はやはり祭られるに値する人だと思っているということであり、このことは麻生首相は過去の戦争に対して反省しているわけではないということを意味する」という内容が書かれてあった。麻生首相の不参拝の理由から、ここまで深読みするのだとちょっとびっくり。でもあながち間違ってはいない、というかその通りなのでは、と思ってしまうつばめ。麻生首相は、過去の戦争を反省し、戦犯が祭られている靖国神社を参拝しないことにした、というわけではないだろう。だからこそ、不参拝の理由の中に、微妙に靖国に祭られている人たちへの尊敬を込めた言い方をしたのだ。記事は1978年に靖国神社に戦犯が祭られて以来、天皇・皇后が参拝しなくなったことに触れ、天皇・皇后が参拝できるような戦争で亡くなった人を追悼する新施設を作る案が検討されていることにも触れている。しかし、その大学教授は、「新施設を作っても、靖国神社が引き起こしている問題を根本的に解決できるわけではない」と説く。「靖国神社参拝の政治ロジックは、侵略戦争で亡くなった日本軍人を祭ることであり、日本政府が新祈祷施設をどのように説明するかが国際社会の注目するところとなるだろう。新施設には戦没者を祭るというが、戦没者の中には、不幸にも戦争で亡くなった平民のほか、かなりの部分が侵略戦争中に亡くなった軍人であり、これに参拝するということは、祭祀侵略者である」と結ばれている。これを読んで、なんとなく暗たんたる気持ちになった。靖国神社に参拝する代わりに新施設を作って参拝しても、中に軍人が含まれているかぎり中国は納得しないのだ。平民、軍人というけれど、平民が軍人として駆り出されたというのがほとんどではないだろうか。軍人も妻子を持つ普通の平民だったのだが、赤紙ひとつで戦争に参加させられ、戦地で死んでいったのだ。しかし、被害国にとっては、そういうのは言い訳にしか聞こえないのだろうな。そういう平民あがりの軍人が、実際に現地の人を殺しているのだから。でも、日本人のつばめとしては、もし新施設に戦犯さえ奉納しなければ被害国も「軍人をひとりも奉納するな」とまでは要求しないでくれたら、と願うのであった。

2009/08/25

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洗濯物、ツンツンツン

つばめ、もともと鼻歌を歌いながら家事をする癖があったのですが、チビちゃんが生まれてから、その癖がますます悪化。自分で意識せずに口から変な歌が出てきます。今日はチビちゃんを片手で抱いて洗濯物を干しながら、「せんせんたくたく、ツンツンツン、洗濯物洗濯物、ツンツンツン」と口から出まかせを歌っていると、チビちゃん、「ンヒヒヒヒヒ！」と声を出して大笑い。自分でも鼻歌を歌っている意識がなかったので、何がチビちゃんにそんなに受けたのか、最初は分からなかったのですが、続けて、「せんせんたくたく、ツンツンツン、洗濯物だよ、ツンツンツン」と歌い続けると、チビちゃん、どうやら「ツンツンツン」という音がおもしろいらしく、そこに来ると、「ンググググググー！」と大笑い。おかしくて仕方がないようです。子供って意外なことで笑いますよね。まったく予想していなかったところで受けてしまって、不思議な気分のつばめ。ところで、何で洗濯物が「ツンツン」なのかって？･･･それは私にも分かりません。そのときなぜ、口からツンツンという言葉が出たのか、それは神のみぞ知る、です（笑）。↓歯ブラシを口に入れるチビちゃん。　つばめが歯を磨いているとおもしろそうに笑うので　チビにも子供用歯ブラシを持たせてみると、　ブラシの感触が気持ち悪いみたいで、　すぐに投げ捨てましたが、　つばめが歯を磨いているのを見て、　また自分でそーっと口に入れるのでおもしろいです。

2009/08/22

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北京、秋空

ここ数日、北京は雨が続いていましたが、今日の北京は快晴。朝からチビちゃんを連れて9ヶ月の予防接種に行ってきました。空を見上げると、すっきりとした青空にうっすらと白い雲がたなびいています。今年はじめて秋を感じた日。雨上がりの朝の空気もすがすがしく、ちょっとひんやり感じるほど。昼間はまだまだカンカン照りの夏日ですが、これから朝晩は涼しくなっていきそうです。季節はいつも立ち止まらず移りゆくのですね。チビちゃんを産んだ実りの秋がひたひたとまたやってきつつあります。

2009/08/20

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雨に日本を想う

北京はここ二日ほど、ひさかたぶりの雨。窓を開けると、雨を含んだちょっとひんやりとした空気が流れ込んできて思わず日本を思い出した。雨の日に日本を思い出すようになったのはいつの頃からだろうか。めったに雨の降らない乾燥した北京に住んでいると、日本の湿気を含んだ雨がちの気候がことさらになつかしく感じられる。春、ぽかぽか陽気にそよ風がほほを撫でるのどかさ。夏、昼下がり、誰もいなくなった公園に響き渡るせみの声。秋、渓谷の小川にはらはらと散るもみじの葉。冬、ひんやりした空気を感じて、初めて手袋をはめる日。日本の四季それぞれの美しさが、まるで絵のようにつばめの脳裏をかけめぐる。日本は自然がやさしい国だ。人も、町も、自然の中に溶け込んで生きている。中国の自然がダイナミックで荒々しいのに対し、日本の自然はおだやかで、どんな景色の中にも「静寂」がある。日々すごいスピードで変わり行く変化とパワーにあふれる中国に住んでいると、ふと日本の自然の持つその「静寂」がなつかしく思い出されるのである。

2009/08/19

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初芸は日本語？中国語？

チビちゃん、満9ヶ月を過ぎたある日、突然芸ができるようになりました。「歓迎、歓迎！熱烈歓迎！」と大人が言うと、手をパチパチとたたくのです。最初はまぐれかと思ったのですが、何回やっても、「歓迎、歓迎！」というのを聞いたとたんに手をたたき始めるのです。チビちゃん、中国語に反応してるじゃん！実はここ1ヶ月ほど、毎日チビちゃんにしまじろうの「はじめまして、おと」という音楽DVDを見せて、「パンパン」とか「パチパチ」と言いながら、手をたたくまねをさせていたのです。チビちゃんは自分で手をたたけないものだから、つばめの手を持って、パチパチと音がするのを楽しんだりしていました。1週間ほど前には、日本のおばあちゃんが作ってくれた着物を着た人形、太郎君の手を取って、パンパンと打ち鳴らすまねをして遊んだりしていて、近いうちに自分でも手を打ち鳴らすようになるかも、と期待していたのです。そんなある日、義母が、「この子、『歓迎、歓迎』ができるようになったよ」と言う。実際にチビちゃんの前で義母が「歓迎、歓迎！熱烈歓迎！」と言うと、チビちゃん、両手をブルブルと震わせて、手をたたくまねをするのです。そのときは、手を打ち合わせることはできなかったのですが、3日ほど経つと両手をパチパチと合わせることができるようになりました。（でも右手はパーで、左手はグーだけど）そうかー、チビちゃん、つばめが日本語で「パンパン」とか教えていても、やっぱりたまに義母が教えていた「歓迎歓迎！」のほうに反応するんだー。日本語は分からないのかな、と思って、「チビちゃん、パンパンして」と言うと、チビちゃん、さっきと同じように手を打ち合わせた。ちょっと感動。どうやら中国語も日本語も、両方分かってるみたいです。でも、「歓迎、歓迎！」のほうがリズム感があるし、みんなも大げさにほめるので、こっちのほうが日本語より反応が早いです。言葉の切れはしが、ちょっとずつ理解できるようになって、ますます人間らしくなってきたこのごろのチビちゃんです。↓笑うチビちゃん。　8ヶ月過ぎから、こんなちょっと　作り笑いみたいな表情をするようになりました。

2009/08/19

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中国の女の子は甘え上手！？

つばめの風邪も5日目に入り、ずいぶんよくなりました。つばめ、実はその後39度まで熱が上がったのです。授乳があるので薬や点滴もしないほうがいいと思い、「寝てたら治る」と言い張ったのですが、「そんな高熱をほうっておいたら　頭がおかしくなる」と夫に説得され、夜の協和病院の急患へ。入り口を入ろうとしたら、「発熱患者の受付はこちら→」という看板が。その看板のとおり建物の外壁をぐるりと回って進んでいくと、発熱患者専門の小さな小部屋が。豚インフルエンザの流行以来、発熱患者は普通の病院の建物に入れてもらえず、まずここで診察を受けるようになっている模様。その小部屋の中に入ると、まずは血液検査。そして、外で待つように指示された。椅子に座って待っていると、あとからあとから、発熱していると思われる患者がやってくる。もしかしてこの中の誰かが豚インフルエンザにかかってたらうつされてしまうじゃん、と心の中で思うつばめ。でも他のみんなも同じように思っているに違いない。しばらくすると、つばめの向かい側に二十歳をちょっと過ぎたぐらいの男女が座った。女の子のほうが熱があるようだ。小部屋から出てきて、「あ～ん、血液検査の注射、いたかったよぉ～」と男性に訴えている。つばめは目が点になった。子供じゃあるまいし、はたちも過ぎたいい大人が、「いたかったよぉ～」ってどうなの？話し方も、ろれつが回らないような甘え口調。その女の子、背が低くてちょっと小太り、小鼻が上を向いていて、こうはっきり言ってはなんだが、はっきり言って不細工なのだ。そういう見かけと、まるで自分が大切にされて当然かのようなその甘え口調のミスマッチにつばめ、ますます目が点。しばらくすると、「う～ん、しんどいよ～、頭がクラクラするよ～」と男性の肩に頭をもたせかける女の子。男性のひざをナデナデしながら、「のども痛いよぉ～」と訴えている。男性も男性で、そんな女性を嫌がるでもなく、「どこが痛いの？ここかな？　扁桃腺腫れてる？」と言いながら、女の子の喉元を上へ下へと撫で回している。日本人の感覚からすると、家の中では、「風邪引いてしんどいよ～」と家族や恋人に甘えることはあっても、公共の場では少々熱があっても、病気でしんどくてもがまんして、できるだけ平静を保とうとするのが普通だと思う。中国は違うのだ。･･･というより、中国の若き現代女性は違うのだ。病気の時、がまんして平静を装うという考えはあまりないようで、「わたし、病気でしんどいの～」というのを思いっきりアピールして、大事にされようとする。日本みたいに、がまんが美徳で、がまんしすぎて周りに病気のしんどさを分かってもらえないというのもどうかと思うが、公共の面前で子供のような口調でベタベタと甘えるのもどうなの？と思いながら、このカップルをしげしげと観察するつばめなのであった。（注1）全ての中国女性があまえんぼだと言っているわけじゃありません。でも確率的に、日本人よりあまえんぼさんが多い気がします。そして甘え方も日本よりベッタリ。（注2）つばめの観察によると、中国の男性はどうやら子供のような女性を好きな人が多いように見えます。ああやって甘えられるのが、頼られているようでボクが守ってあげなくちゃ！と逆に男気を感じて快感なのかなぁ。。。

2009/08/17

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つばめも熱

チビちゃん、一時は熱が40℃以上まで上がり、本当に苦しそうでしたが、5日目には熱も下がり、熱が下がったとたんに元気になりました。ところが今度はつばめが熱。離乳食を受け付けず、おっぱいだけが栄養源となったチビちゃん、とにかく頻繁におっぱいを吸いたがります。数えてみたら、1日17,8回にも。ほぼ1時間に1回のペースです。新生児ならまだしも、9ヶ月になる赤ちゃんがこんなに回数飲むことはほとんどないかと思うのですが、病気だから、とほしがるままに吸わせていました。昼はまだしも、夜もきっかり1時間おきに起きて泣くので、つばめはほとんど寝られずフラフラ。3日目ぐらいから、胃が痛かったり、喉が痛かったりと、体の調子が思わしくなかったのですが、チビちゃんが完治するころ、つばめは完全にダウン。38℃ぐらいの熱、赤ちゃんだったら元気に動き回るのですが、年取った！？つばめは全身が痛くて何をするのもおっくうです。チビちゃん、元気になったのはいいのですが、病気の間に頻繁におっぱいを吸う癖がついたみたいで、今も1～2時間おきに起きるのでしんどいです。「お母さんは風邪だよ」と言ってもチビには分からないし、赤ちゃんは欲望の赴くままです。とにかく、早く風邪を治して元気になりたいです。

2009/08/15

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チビ、また熱

7ヶ月で初めて病気になったチビちゃん、その後は元気に過ごしていたのですが、今日、夕方からまた熱が出てきました。午後のお昼寝後、なんだかチビちゃんの体が熱いなぁ、と思ったのですが、午後5時に、例の紅黄藍の発育測定の予約を入れてあったので、そのままお出かけ。測定が終わって、6時半ごろうちに到着。離乳食をやろうとするが食べず、ぐずぐずと泣き出しました。しょうがないので抱っこしておっぱいをやろうとして、「この子やっぱり熱いわ。熱があるかも」と思って測ってみると、案の定。38.9℃の熱がありました。どうりで離乳食も食べないわけです。チビの熱が分かって、つばめの気分も一気にブルー。子供の病気ってほんと、親の心を曇らせます。なにか大変な病気の前触れでは、と思ったり、チビちゃん、お熱で苦しいだろうな、と胸がしめつけられるような思いがしたり、チビちゃんに悪いもの食べさせたかな、それとも薄着で扇風機に当たったのがよくなかったのかな、と自責の念にとらわれたり。。。親が思うほど子供はしんどくないのかもしれませんが、寝息もハァハァと苦しそう。元気なときはひと時もじっとしてない子なので、ちょっと静かになってほしい、なんて思ったりするのですが、いざ病気になっちゃうと、元気にいたずらする姿がいとしく思い出されます。子を持って知る親心、子供がちょっと風邪を引いただけで、胸がつぶれる思いがするのが親なんだなあ、としみじみその感情を味わっているつばめです。↓ベビーカーでねんねするチビちゃん。　　そういえば今日は8月8日、　北京オリンピック1周年ですね。　去年の今頃は、チビちゃんが入った　8ヶ月のおなかを抱えて、いろんな種目を　見に行ってました。

2009/08/08

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チビちゃん、初バス

紅黄藍の親子教室は朝9時から始まるので、昨日は8時半ごろ家を出たら、ちょうど通勤ラッシュ時間だからか、タクシーがつかまらない。まだまだ道端でタクシーを拾おうとしている人がいっぱい立っていたので、タクシーはあきらめて、バスで行くことに。チビちゃん、9ヶ月にして初めてバスに乗りました。バスに乗るとすぐ、切符売りのおばさんが優先席に座るように案内してくれました。チビちゃん、初めてのバスに右に左にキョロキョロ。興奮してつばめのひざに立ったまま、座ろうとしません。バスは車高が高いので普通車よりも眺めがよく、チビちゃんも窓の外の景色に興味津々。身を乗り出して、次々と移り変わる景色を見ています。しばらくすると、ちょっと落ち着いてきて、向かいのおばさんに笑いかけるチビちゃん。しばらくすると、左の席に座ったおじいさんにもにっこり。二駅乗る間に、前後左右のみなさんに愛想を振りまく八方美人ぶり。とにかく、初めてのバスはチビちゃんにとって、とても興味深いものだったようです。バスは中国の市民の足。バス網は日本のそれとは比べ物にならないほどさまざまな路線が市内を走っていて、乗り継いでいけば、たいていのところは行くことができます。地下鉄のように、地下に下りたり上ったりしなくてもバス停で次々来るバスにぴょんと乗るだけ。バスは便利だけど、運転も荒いし危ないと夫も言うので、9ヶ月の今までチビちゃん連れでバスに乗ったことはなかったのですが、子供連れだと絶対に座れるし（必ず誰かが席を譲ってくれる）、オリンピックを機にバスも随分きれいになったし、二駅ぐらいなので、これから毎週、バスで親子教室に通おうと思います。

2009/08/07

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ママ友ができた

最近、ママ友ができました。「紅黄藍」親子教室で出会ったママではなく、近所のマッサージ屋のおかみさんです。チビちゃんぐらいの赤ちゃんがいるお母さんは、とっくの昔に仕事に復帰しているのがほとんどのようでつばめはふだん、赤ちゃんを連れたお母さんに出会うことはあまりありません。そんなある朝、いつものようにチビちゃんを連れてアパートの敷地内をウロウロしていると、チビちゃんとおなじぐらいの赤ちゃんを連れた若いママさんに出会いました。とても子供を産んだとは思えない、スリムな体形に思わず声をかけてしまいました。「すごくスリムですね、うらやましい。私は出産してから大分太ったんですよ」そのママは、6ヶ月の女の子を抱っこして、4歳の女の子の手を引いて、洗濯物を干しにアパートの裏庭に回るところでした。中国は一人っ子政策なのに、どうしてかな、と思って聞いてみると、彼女の旦那さんが農村出身で、1人目の子供が女の子だった場合、最初の子供の誕生後4年以上経てば、もう一人子供を作れるらしいです。いろいろ話してみると、彼女の旦那さんはアパートの前の道にあるマッサージ屋の経営者であることが分かりました。それで彼女も、平日の昼間に、こうしてアパート周辺を行ったり来たりしていたわけです。さて、ここの6ヶ月の赤ちゃん、女の子なのにやっぱり股割れズボンを履いています。「夜もおむつはしないの？」と聞くと、夜もおむつなしで寝させるそうです。「でもこの子、おしっこしたくなったら、自分で身体をモゾモゾ動かすので、抱っこしておしっこさせてやるのよ。時々おしっこしてから泣くこともあるけど、ほとんどはおしっこ前に分かるから、布団がぬれちゃうこともあんまりないよ」とのこと。そうなんだ～。6ヶ月でも、親が注意してみていると、おしっこしたい様子が分かるんだな。そして赤ちゃんも、だんだんおねしょしたら気持ち悪いということが分かってきて、おしっこする前にママに知らせるようになっていくのかも。中国の赤ちゃんはある意味、生まれた時からトイレトレーニングしているようなもの。日本では2歳や3歳になってもおむつをしている子も結構いると聞きますが、中国では最初からおむつしてないんだから、外す練習もなにもありません。はは、でもつばめはやっぱり、夜はチビちゃんに紙おむつをして寝させています。ほんとはマッサージ屋のおかみさんのように夜もスッポンポンで寝させると、つばめももっとチビちゃんのことを注意して見るようになるし、チビちゃんもおねしょすると気持ち悪いので、おむつのようにいつでもおしっこすることが少なくなり、だんだん我慢してトイレでおしっこするようになっていくのかも。ママ友ができて、とりとめのない世間話や育児話をするのが楽しいこの頃です。

2009/08/05

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紅黄藍に申し込み

さて、紅黄藍の体験教室が終わって、教室を出たつばめ夫婦とチビ、さっそく先生という名の営業レディーが来て費用の説明。「･･･で、100回コースだと、1万元でプレイルーム30回のサービス券もついてます。このお値段は今だけの特別価格なんですよ。回数が多いほどお徳なので、皆さんだいたい 100回コースを申し込まれますよ」と営業トークが続く。一番短いので48回で約6000元（約9万円）のコース。教室は週1回だから、48回で1年コース。でも、40分授業を週1回で1年9万円かぁ。月謝にすると7500円？安くないよねぇ。。。中国でこの値段だと、それなりにお金持ちの子供が通う教室なのだろうけど、かなり流行っているようで、赤ちゃんや子供たちがウヨウヨしている。別に8ヶ月の赤ちゃんが何を勉強するわけでなし、この程度の内容の親子教室なら、日本だったらタダでいろいろありそうなのにな、なんて思ってつばめは入会を躊躇しましたが、夫が、「せっかく体験したんだし、悪くないんだったら入会しようよ。ボク、今月給料入ったばかりで今手元にお金もあるし。週1回ぐらい外出して、他の赤ちゃんやお母さん達と話したりするのもいい気晴らしになるんじゃない」と言うので、入会することにしました。それから毎週水曜日、朝9時からの教室に参加しています。教室の内容は毎回自己紹介と体操・マッサージまでは同じで、その後に出てくるおもちゃと楽器が毎回変わります。今まで3回参加しましたが、1教室に赤ちゃんが3～5人ぐらい。もっと多いほうが面白いのにな、と思っています。朝9時から始まって、9時40分ごろ授業終了。その後、本当はお母さんたちといろいろお話してママ友を作りたいのですが、みんな仕事があるのかそそくさと教室を立ち去って行き、ゆっくり話をする暇がありません。かくいうつばめも、チビちゃんは10時過ぎからお昼寝に入るので、教室が終わるとどこにも立ち寄らず、急いでうちに戻ってきます。もうちょっとチビが大きくなってお昼寝が1回だけになったりしたら、教室が終わった後、ちょっとゆっくりお母さんたちと世間話したり、デパートをうろうろしたりする余裕もできてくるかな。↓教室の様子。　つばめはチビに何かを学習させようという思いは別になく、それよりも、他の赤ちゃんやお母さんたちの様子に興味津々です。お母さんが赤ちゃんを連れてきているのが結構多いですが、中には夫婦で、あるいはおばあちゃんまで一緒についてきているところも。一家総出で親子教室っていうのも、日本ではあまりない風景ですよね。（写真後方に写っているのが付き添いのおばあちゃんたちです）

2009/08/04

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紅黄藍の体験教室

夫がネットで探してくれた「紅黄藍」親子教室は、うちから車で10分ほどのところにあるデパートの3階にありました。聞けば「紅黄藍」は北京で一番大きな親子教室チェーンで、北京市内のあちこちに教室があるようです。さて、その「紅黄藍」、入り口付近に揃いのTシャツを着た先生達がたくさんいて、子供たちに「こんにちは！」と声をかけています。中に入るとカウンターがあり、その奥にはアスレチックなどの遊具やボールなどがたくさん入れてあって子供たちが入って遊べるプレイルームがあります。カウンターの横には英語のオリジナル絵本がたくさんおいてある部屋があり、自由に座って本を読んだりできるように椅子やソファーなどがゆったりと置いてあります。赤ちゃんにミルクや離乳食をあげるための飲水機や電子レンジなどが置いてある小部屋もあります。つばめたちが体験教室を予約していることを告げると、６つぐらいある教室の中のひとつに案内されました。教室内には分厚いマットレスが敷いてあって、チビちゃん、大喜びでハイハイ開始。こんな広いところでハイハイするのは初めてです。先に来ていた2人の赤ちゃんたちも、それぞれハイハイして遊んでいます。どうやら同じぐらいの月齢の赤ちゃんのよう。しばらくするともう1人赤ちゃんがやってきて全部で4人の赤ちゃんが、教室をあちこちウロウロ。しばらくすると、教室に先生が入ってきました。先生はお人形の赤ちゃんを抱いています。「はい、では始めましょう。まずみなさん自己紹介をしましょう」まず先生がお人形の赤ちゃんになりかわって、自己紹介のお手本を見せてくれます。「ボクの名前はドゥドゥで、男の子です。今8ヶ月です。みんなボクのこと好きになってくれたらうれしいです」続いて、赤ちゃんを抱いたお母さんたちが同じように自己紹介。自己紹介の後は他の赤ちゃんたちも拍手します（親が赤ちゃんの手を持って拍手させる）。そして先生が、「○○くんは今週、何ができるようになったのかな？」と質問。するとお母さんが赤ちゃんになり代わって、「ボク、『ママ』って言えるようになったよ」というように答えます。つばめは日本人なので、こんなに簡単な自己紹介でもドキドキ。でも一番最後だったので、みんなの真似をして、なんとか中国語でチビちゃんの自己紹介を終えました。その後は、歌に合わせて赤ちゃん体操とマッサージ。体操といっても、準備運動をした後は、教室に引かれた円のラインに沿って、赤ちゃんを高い高いしながら歩いたり、ぐるぐる回したり背負ったり、とお母さんも体力勝負です。お母さんの代わりにおばあちゃんが来ているところもあって、体操が終わる頃にはすっかり息が上がっていました。体操の後は、積み木のようなおもちゃがひとりに1セットずつ配られて、今日の課題が発表されます。「今日は赤ちゃんの手指の発達を促す遊びをします。この積み木をつかんで、ビンの中に入れましょう」まぁ、そう言ったって、赤ちゃんがその通りできることはあまりなく、うちのチビも、二つの積み木を両手に持って打ち合わせて遊ぶばかりで、ビンの中に入れるなど全く無理でした。その後は、音楽の時間。みんなに鈴のような楽器が配られ、音楽に合わせて、鈴を振ります。・・・って言ったって、親が赤ちゃんの手を持って鈴を鳴らすわけですが。。。最後に終わりの挨拶をして、40分の授業は終わり。つばめ夫婦とチビちゃんも教室を出ました。つづく。↓教室でハイハイするチビちゃん

2009/08/03

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