パン屋の値上げ
うちの近くにある「味多美」というパン屋、お手頃な値段で結構おいしいので、時々利用していたのですが、先日、パンを買いに行って、あれ?と思いました。厚めに切った食パン、確か6元だったはずが、10元という表示。表示間違いかと思ったけど、他のパンも軒並み30~40%ぐらい値上がりしています。思わず手に取ったパンを棚に戻そうかと悩みましたが、結局10元の食パンを買って帰りました。日本の普通の食パンの味に及ばないのに、値段だけは日本の食パン並みというのになんとなく納得いかないつばめ。ま、中国人の口に合う味にしてあるのかもしれませんが・・・。それにしても、思いきった値上げ幅です。客離れの心配はないのでしょうか。夫によると、中秋節の贈答用にパン屋のプリペイドカードが大量に出回っているので、これを機に値上げしたんだろうとのこと。確かに、つばめも「高い」と思いましたが、カードがあるし、まあ、いいか、とそのまま購入して帰ったのです。200元(約2500円)のカードはまだしも、500元(約6000円)なんてカードを持っていれば、そう簡単に使い切れないし、食パンが5元だろうと10元だろうと、どっちでもいいという気分になります。そして、値上げした値段に慣れた頃には、また中秋節がやってきて、パン屋にとっては再び値上げのチャンスが到来するのです。ちなみにつばめが一番好きな食パンは、近くのスーパーで売っている「桃李」の「醇熟」という食パン(7.5元=約100円)。8枚切りしかないのが惜しいけど、一番日本の食パンのしっとりした感じに似ています。でも、うちにある「味多美」や「好利来」のカードを使わないのももったいないし、子供がいるので、アパートの目の前にある「金鳳成祥」というパン屋を利用することも多いです。「桃李」っていうメーカーは、日本のヤマザキパンみたいな存在ですね。5枚切りや6枚切りを早く出してほしいですが、中国人は基本的にトーストして食べないので、卵などの具をはさんで食べやすい8枚切りがメインなのでしょう。早くカードを使い切って、「桃李」の食パンを食べたいつばめです。↓北京に168店舗のチェーン店を展開する 「味多美」の食パン。