国慶節(中国の建国記念日)の朝の散歩
10月1日は中国の建国記念日(国慶節)で、中国は7日間の大型連休の真っ最中です。1日は、天安門広場で、10年に1回行われる「閲兵式(軍事パレード)」が行われました。今年は新中国建国70周年の節目に当たる年なのです。会場となる天安門広場付近は広い範囲で交通規制が敷かれ、大勢の警官が張っていて一般人は立ち入り禁止となっていますが、野次馬根性あふれるつばめ、閲兵式直前の町の様子を見たくて、朝、散歩に出ました。子供たちもつばめについて来たのですが、ふたり目ちゃんは、「わたし、紅領巾をしていく!」と国旗の切れ端とも言われる赤いスカーフを自ら首に巻いたのにはちょっとビックリ。子供心にも、すでに愛国心があるのです。国慶節の散歩1 posted by (C)つばめ街頭は赤い国旗が一定の距離で飾られ、お祭りムードをかもし出しています。つばめも昔は赤い国旗がはためくとなんとなく怖かったのですが、今は慣れて何とも思わなくなりました。日本だと、祝日に国旗を掲揚するだけで右翼と思われ、怖いイメージを持たれたりするのでオチオチと国旗も掲揚できませんが、中国ではみんな国旗を手に持って振ったり、顔に国旗シールを張ったりして、建国記念日を祝っています。国慶節の散歩4 posted by (C)つばめ国慶節の散歩3 posted by (C)つばめ国慶節の散歩2 posted by (C)つばめ↑王府井大街はこの通りのにぎわい。 王府井の南端まで歩けば、軍事パレードの行われる 長安街という天安門広場の前を横切る大通りに出ますが、 王府井は北端の教会前から入場禁止となっています。国旗に敬礼1 posted by (C)つばめ国旗に敬礼2 posted by (C)つばめ↑子供たちは国旗に敬礼! 敬礼の手の角度も学校で厳しく教育されます。 国旗に敬礼した写真を小学校のクラスチャットグループに 流すのが連休期間の宿題となっています。 これで宿題1つクリア。このほか、軍事パレードを見た感想文を書く宿題もあるので、パレードが始まる午前10時には急いで家に戻りました。つづく。