北京の学校再開はまだ先か・・・
日本では、3月23日に小中高などの一切休校要請の延長はせず、
原則として全校再開するとの文科相から発表があった後、
状況の変化に伴い再延期の可能性が出てきたようですが、
北京でも学校再開はまだ先といった感じ。
少し前には、北京も4月には学校開始か?
といった雰囲気もありましたが、その後一向に音沙汰なく、
学校再開は早くても5月以降?という気もしてきた頃、
中国衛生当局専門家委員会のトップを担う83歳の鍾南山氏が
「6月終息は期待してよい」と言っている記事を目にして、
学校が再開されないまま6月まで行く可能性もあるのかなぁ。。。
とぼんやりと思ったり。
?南山20200323 posted by (C)つばめ
この記事の作者は、状況は好転しているものの
今はちょうどカギとなる重要な時期で、
なお気を緩めてはならず、
学校再開時期については、まだ時間がかかるだろうと述べています。
このような記事のトーンを目にすると、
中国の終息もまだまだ先、
学校再開もまだ先かな、という気がしてきます。
そんな中、3月30日、
「北京の小中学校では、4月13日より、
教科書に沿ってオンラインで各教科の内容を教える」
というニュースが流れました。
北京中小学4月13日起?展?上学科学?20200330 posted by (C)つばめ
南のほうでは、ずいぶん前からネット授業で
教科書の新しい内容を教えていて、
時間も9:00~16:30などハードなスケジュールで
オンライン授業を実施しているところもあると聞きますが、
うちの子供達が通う北京の公立小学校では
これまで1日1時間程度で、教科書の新内容は教えず、
ネット授業の試行実験をしているような感じだったのです。
それが4月13日からは本格的に教科書の新しい内容に入っていくようで、
13日までに学生に教科書が配られ、
北京にいない学生には電子版教科書が配布されるそうです。
北京市教育委員会は、有線テレビや複数のネットプラットフォームで
同時にオンライン講座を提供するほか、
教師向けにカリキュラムや毎コマごとの授業の教案、PPT、
授業用資料、宿題用資料などを参考としてリリースするとのこと。
各区や各学校、教師はこれらをそのまま用いて授業を実施してもよく、
またこれらを参考にして、自分たちで授業内容を
準備してもよいようです。
オンライン授業の時間は半日は超えないらしいですが、
このニュースを見たつばめは、
「こりゃ、今学期はこのまま学校再開しないかもしれないな」
という予感がして、重苦しい気持ちになりました。
北京の学校再開は9月になるかもとかいう噂も
聞こえてきたりしますが、
北京で感染状況が再び悪化したら、
9月に再開できるかどうかすら分かりません。
6月予定の高考(中国の大学統一試験)は7月に延期されましたが、
湖北省と北京市だけは別途日時を検討するようで、
これまた長びきそうな雰囲気です。
長期戦を覚悟していたつもりですが、
いざ本当に長期戦が現実的になってきて、
疲れが一気に倍増した気分のつばめです。
↓せめて花でも愛でて疲れを癒したい。。。
モクレン1 posted by (C)つばめ
モクレン2 posted by (C)つばめ