北京健康コード:「弾窓」に注意!
これまで北京の健康コードは、緑(異常なし)、黄(自宅観察)、赤(集中観察)の3種類に分かれていましたが、最近、もう少し軽いレベルのものができたようで、「弾窓」といって、健康コードの画面に注意勧告が出て、それが出ると、自分で病院へ出向いてPCR検査を受け、オンラインで指定のところへ提出しないと健康コードが緑に戻らないらしいです。健康コードに注意勧告が出ていると公共の建物には入れないし、汽車や飛行機にも乗れません。わが家の3日間の自宅隔離では、専門の係員が自宅を訪問して2回PCR検査をしてくれるというVIP待遇(笑)でしたが、「弾窓」の場合は、自宅隔離はないものの、自分でPCR検査を受けて陰性結果を報告しなければならないのが面倒そうですね。無意識にあちこち出歩いて知らずに感染者区域の近くを通りかかって「弾窓」にひっかからないよう気を付けないと!自宅観察の期間も、3日のほか、14日の人もいたり、リスクの度合いによって、細かく対応が区分けされている模様。オリンピック期間中だけのことなのか、オミクロン株を警戒しての措置なのか分かりませんが、北京の健康コード管理は以前よりさらに細かく、厳格になっています。ちなみに、2022年1月15日に北京で新型コロナの市中感染が確認されて以降の北京の市中感染者数は以下の通り。(北京市政府HP『北京之窗』参照)1/15 11/16 01/17 11/18 1(+無症状1)1/19 2(+無症状1)1/20 51/21 9(+無症状6)1/22 9(+無症状4)1/23 6(+無症状2)1/24 5(+無症状1)1/25 14(+無症状5)1/26 51/27 8(+無症状1)1/28 51/29 201/30 31/31 2(+無症状1)2/1 22/2 22/3 5 _______________ 合計 105人(+無症状22人) 『北京之窗』HPには海外からの輸入感染者数やその詳細情報も毎日記載されていますが、輸入感染者は最初から足跡がたどれて完全管理下に置かれるため、ここでは市中感染者の人数のみHPから拾いました。これまでの経験からいうと、北京市内で市中感染者が発見されてから約1か月でゼロに戻ることが多かったような気がします。今回1月15日に発生したので、2月中旬にはゼロになるかな、と期待しますが、オミクロン株は従来株より感染力がずっと強いようですし、オリンピック開催による影響もあるかもしれませんし、どうなるか分かりませんね。早く安心して暮らせるようになってほしいものです。