北京、6月6日の新規市中感染者数がついに0に
北京の新型コロナウイルス新規市中感染者数は、冬季オリンピック期間中も1日0~数人程度で推移していましたが、4月23日に22人という二桁の新型コロナ市中感染者が出て以来、毎日30~60人ほどの新規感染者数が出ている状態が1ヵ月以上も続いていました。4月末頃から管理が厳しくなり、レストラン内での食事が禁止されたり、毎日PCR検査を要求されたりといった非常事態ともいえる厳しい措置が採られているにもかかわらず、感染者数が50人前後のまま減っていかないことに先行き不透明感を感じていましたが、5月26日あたりからようやく減少し始め、6月6日、ついに新規市中感染者がゼロ(+無症状2)に。5月以降以降の北京市の市中感染者数の推移は以下の通り↓5/01 36(+無症状5)5/02 51(+無症状11)5/03 46(+無症状5)5/04 42(+無症状8)5/05 55(+無症状17)5/06 45(+無症状8)5/07 44(+無症状18)5/08 33(+無症状16)5/09 61(+無症状13)5/10 24(+無症状13)5/11 35(+無症状11)5/12 42(+無症状8)5/13 32(+無症状24)5/14 33(+無症状8)5/15 39(+無症状15)5/16 43(+無症状 9)5/17 52(+無症状17)5/18 50(+無症状 5)5/19 50(+無症状12)5/20 58(+無症状12)5/21 52(+無症状 9)5/22 83(+無症状16)5/23 41(+無症状 7)5/24 41(+無症状 6)5/25 36(+無症状 9)5/26 22(+無症状 7)5/27 18(+無症状 6)5/28 14(+無症状 7)5/29 8(+無症状 4)5/30 16(+無症状 2)5/31 14(+無症状 1)6 / 1 11(+無症状 3)6 / 2 8(+無症状 7)6 / 3 5(+無症状 1)6 / 4 16(+無症状 3)6 / 5 5(+無症状 1)6 / 6 0(+無症状 2)(北京市人民政府公式HP「首都之窓」より。HPには海外からの輸入感染者数も毎日記載されますが、輸入感染者は最初から足跡がたどれて完全管理下に置かれるため、ここでは市中感染者の人数のみHPから拾っています。無症状でカウントされた後に症状が出た場合、再び人数にカウントされています。)まだ予断は許しませんが、ここ数日、毎日数人~多くても十数人程度になり、それも完全な市中感染というよりは、すでに囲まれた隔離地区内で感染者が出ているだけでその他の地区での感染はほぼ見られない状態に。これを受けて、北京市は、6月6日からレストラン内での食事を解禁し、また学校も、高3から徐々に登校を再開。小学校は来週6月13日(月)から登校再開という噂ですが、まだ学校から正式な連絡は来ていません。すでに1か月以上、在宅でオンライン授業を受ける子供たちの世話に明け暮れている親としては、1日も早い再開を待ち望む気持ちです。毎日行われていた無料PCR検査も72時間以内に1回で済むようになり、やれやれです。今朝は家でオンライン授業を受ける子供たちを置いて、故宮のお堀端をお散歩。青空が広がる快晴です。このまま市中感染が落ち着いて通常の生活に戻れますように・・・!祈るような気持ちです。