カテゴリ:中国生活
今日、病院へ行った。
大連医科大学第二医院という総合病院。 病棟もきれいで、広いガラス窓から 明るい日差しがさんさんと差し込んでいる。 各科ごとに階が分かれていて、 窓口でまずお金を払って、番号札をもらう。 窓口には見てもらう先生のレベルが書いてあって、 特別レベル、教授レベル、副教授レベル、一般レベルなど、 それぞれ金額が違っている。 番号を取って、しばらく待っていると、 電光掲示板に名前と、診察室の番号が表示される。 へえーっ、進んでる。 でもここからが大変。 まず診察室で病状を話すと、 ○○検査が必要、と言われ、 医師が書いた表を持って、お金を払いに行き、 別の階の検査場で検査を受ける。 その結果を持って、再び医師のもとへ。 その結果を見ながら医師が診察を行い、 もう一度別の検査が必要という。 再び表を持って、お金を支払い、 また別の検査場へ。 で、結果を持ってみたび医師のところへ戻る。 最後に医師が病状に合わせて必要な薬を処方。 その処方箋を持って、また窓口へ行って お金を払い、領収書を持って、 別の階の薬局へ。 ここで薬をもらって、やっと診察完了だ。 いつもながら病院は疲れる。 進んでいるところは、各階、各医師室と窓口、薬局が 全てオンラインでつながっており、 患者の病状や処方薬等、窓口で言わなくても 全部コンピューターに情報が出るようになっていること。 すごく進んでいるところと、 一つの検査、診察ごとに、お金を払いに 走り回らなければならない不便さ。 なぜ先払い制なのかというと、 先に検査や治療を受けても、お金を払えない 人がいるから。 中国は人が多い、いろんな人がいるのだ。 先進的な部分と、不便な部分、 中国という国の縮図が、透けて見えたような気がした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中国生活] カテゴリの最新記事
|
|