カテゴリ:中国生活
長らく日記をお休みしてごめんなさい。
つばめは、青島でビールを飲んだ後、 山東半島をバスで北上し、威海空港から 北京に戻ってきました。 北京の家で、出張の疲れを癒しているところです。 さて、今日は久しぶりに家でご飯を食べた。 お義父さんと、お義母さんと、私。 お父さんがご飯をよそっている。 見るとテーブルの上にお碗が2つ。 お父さんのと私のと。 あれ、お母さんのが足りないと思って もう一つご飯をよそおうと おひつの中を覗くと・・・ ご飯はあったのだが、おひつの底に焦げ付いて ちょっと硬くなっているところばかり残っている。 「いいよいいよ、私自分でよそうから」 とお母さん。 さて、テーブルについてみると、 お母さんのお碗には固いご飯。 私とお父さんのお碗には白くやわらかいご飯。 「お母さん、こっちのやわらかいの食べて」 と言ってみたが、 「私かたいの好きだから。お父さんは歯が悪いしね」 と義母。 ちらっと義父を見ると、しらんぷりだ。 私は思った。 もし私が夫にこんな仕打ちをされたら、 絶対に愛が冷める。 確かに、私は食事のとき、一番いいところを夫にあげる。 これは実家の母もそうだった。 お魚でもお肉でも、一番大きくておいしそうなところは 父に、そして次に子供たちに(男の子優先)、 最後に残ったのを母が食べていた。 そういう家庭環境で育ったので、 私も食べ物に関して、一番よさそうなところは 夫に譲るようにしている。 でも。 自分から譲るのと、相手が先に一番いいところを 取るのとは、ちょっと違うと思うのだ。 夫が先に、白いご飯のおいしいところだけよそって、 私に固いご飯のところを残していたとすれば、 私は夫の愛を疑うだろう。 北京の父も、歯が悪いのは分かるけど、 自分にだけあんなにたっぷりよそわないで、 3人にやわらかいご飯があたるように 分ければいいのにな。 長い間の夫婦生活で、 そんなことぐらいでは傷つかなくなっている クールな義母を見ながら、そう思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/29 02:26:15 PM
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