カテゴリ:中国発見・気づき
今回北京に帰ってきたら、
町中あちこちで道路が掘り返され、 砂ぼこりが舞い上がっていた。 朝から夜遅くまで、民工がスコップを手に 一生懸命、地面を掘り返している。 砂を含む風がパーッと町を吹き抜けるのを肌で感じながら、 「そうだ、ここは大陸だった」 と実感していた。 日本の肥沃な土地と湿った空気、 そして水の豊かな国土を思い返すにつけ、 目の前を吹きすさぶ乾いた砂ぼこりに 殺伐としたものを感じてしまうのだ。 土も、水も、風も、大地が運んでくる。 中国は、一歩都市を離れると、 そこは地平線まで広がる大地。 そうだ、この国の人達は この広大な大地の厳しい自然環境の中に 根をはって生きている人々だった、 ということを私に思い起こさせる。 そんな北京も、オリンピックには 素晴らしく整った近代的な大都市となって、 世界中の注目の的となるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/09/04 05:13:43 PM
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