カテゴリ:中国生活
最近、うちに孔雀魚がやってきた。
知り合いの人に幼魚を5匹、もらったのだ。 孔雀魚というのは、熱帯魚の一種で、 オスは成長すると、きれいな色のながーい ヒラヒラ尾びれを持つようになる。 今はまだ幼魚だから、オスとメスの判別もつかないし、 尾びれも長くない。 見かけはちょっとグッピーに似ている。 孔雀魚たちがうちに来てから、 毎日うちに帰るのが楽しくなった。 うちに帰るとすぐ、水槽の前に行き、 ずーっと彼らの様子を眺めていたりする。 魚たちがやってきて数日後、 5匹を眺めながら名前をつけた。 紅紅(ホンホン)・・・体が白く、目が紅い。一番の怖がり。 丹丹(タンタン)・・・しっぽが紅色。 黒黒(ヘイヘイ)・・・全体がちょっと黒っぽい。 点点(ディェンディェン)・・・尾びれに黒い点がある。 そして、最後の一匹。 尾びれが灰色なので、私は「灰灰(フイフイ)」と名づけた。 ちょうど夫の幼名が「暉暉(フイフイ)」なので、 特にこの一匹に親しみを感じ、 「フイフイ」と呼びかけてかわいがっていたら、 それを聞いた夫、「その名前はダメ!」 とキッパリ拒否。 いつもの冗談じゃなく、目が本気だったので、 「なんで?かわいいじゃん」 と聞いてみると、 中国では、動物やペットに人間の名前をつけるのは、 大変失礼なことに当たるらしい。 この人は動物並みだと言っていることになるとか。 へー。そうなんだ。 私なんて、友達のうちのペットが自分と同じ名前だと分かったら、 ちょっとうれしく、親しみ感じるけどなー。 中国は名前というものをとても重視するようだ。 ・・・ということで、最後の一匹の名前は、 「ティンティン」となった。 しとやかレディーという意味。 体がきれいな透明で黒目が大きく、 一番おしとやかなので。 ところがこの子、その後再び改名することに。 実は魚を分けてくれた知り合いの女性が、 「ティンティン」という呼び名だったのだ。 何も知らないつばめ、 5匹の名前をつけた翌日、うれしくなって、 この女性に5匹の名前を教えてしまったのだ。 夫が言うには、 「魚にその人とおんなじ名前をつけたなんて、言っちゃだめだよ。 その女性はきっと気分を悪くしているに違いない。」 とのこと、急きょ再度の改名となった。 「明明(ミンミン)」。「透明」の「明」です。 ほー。名前付けも大変ですね。 魚の名前をめぐって、ひと悶着もふた悶着も あったのでした。 ↓うちの魚たち。生後2ヶ月です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/10 07:39:21 PM
コメント(0) | コメントを書く
[中国生活] カテゴリの最新記事
|
|