カテゴリ:中国文学・民話
今日は七月七日、七夕の日。
織姫(織女)と彦星(牛郎)が年に一回、 天の川で会える日。 家庭教師の女の子によると、 織姫というのは、天帝の第7番目の末娘で、 布を織るのが得意な娘だったそうな。 天にかかる虹も織姫が織ったものらしい。 ある日、天帝の7人の娘たちが 地上に舞い降りて、湖辺で遊んでいたところ、 彦星に見つかってしまった。 天女たちはびっくりして、 あわてて衣を纏って天へ戻っていったが、 彦星は近くの一枚の天衣を隠してしまった。 それは、第7番目の娘の衣だった。 衣がないと天に帰れない織姫、 衣を返してくれるよう必死で頼んだが、 彦星は、織姫に 「衣を返す代わりに、私の妻になってくれ」 と迫った。 時は過ぎ、織姫彦星夫婦は 一男一女の子宝にも恵まれ、 幸せに暮らしていた。 そんなある日、 7番目の娘が帰ってこないことを知って 怒った天帝が、使者を派遣して 織姫を天へと連れ戻しに来たのだ。 こうして、織姫と彦星は、 離れ離れになってしまった。 天に戻った織姫だったが、 来る日も来る日も彦星を思って涙を流してばかりいたので、 天気は毎日雨模様。 そんな織姫を見かねた天帝と天母は、 年に一回、二人を会えるように はからってやったという。 こうして七月七日は、 二人の再会の日になったのだそうな。 へー、そうだったんだ。 七夕のお話って 断片的にしか覚えていなかったので、 家庭教師のZちゃんの話を聞いて、 その断片断片がつながった感じ。 夫に、 「今日は七夕だね」 というと、夫、 「あれは旧暦の七月七日だから、 今日は全然関係なし!」 だって。なーんだ、つまらない。 さてさて、皆様はどんな七夕を過ごされましたか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/10 03:00:19 PM
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