カテゴリ:中国生活
タクシーで行き先の道順を説明すると、
いつも、 「君どこの人?」 と言われる。 自分の言い方がまずいのかと思い、 今日うちに帰って、 夫に私の道順の説明の仕方を聞いてもらった。 「○○路を通ってもらえますか。 そして、○○大街をずっとまっすぐ行って、 ××中学の角を右に入ってください」 私の説明の仕方を聞いた夫、 なんか教科書みたいな不自然な中国語だと言う。 「だいだいねー、中国人は運転手に 『~てもらえますか』なんて丁寧な言い方をしないんだよ。 タクシーの運転手は、お客さんの言うとおりに走るのが 当たり前。だからごちゃごちゃ言わずに 直接『○○路!』って言うのが普通。」 らしい。 つばめはつい、日本の「~してもらえますか」のイメージで、 「請~」とか、「~□巴」とか言ってしまうのだが、 夫によると、 「その『□巴』は不要!」 らしい。 やっぱり、知らず知らずのうちに、 日本語翻訳調の中国語になっていたんだね。 話し方って、言葉の問題だけではなく、 考え方や習慣の違いも影響する。 つばめが行き先を言うと、 タクシーの運ちゃんによく、 「あー?(何だって?)」 と聞き返される。 つばめの声の大きさでは、 中国人には聞き取れないらしい。 2回ぐらい言いなおして、 やっと分かってもらえることが多い。 いつも、倍ぐらいの声で堂々と話さなくては、 と思うのだが、その時になるとつい忘れて 遠慮がちなお願い調子で話してしまう。 運ちゃんにしてみると、腹ペコのアリみたいな 声に聞こえるのだろう。 こう考えると、つばめって小心者だ。 タクシーに乗った途端にでっかい声で、 「○○路!!」 と叫べるようになりたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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