カテゴリ:中国生活
今日、夫が出張中の北京から戻ってくる。
夫が電話をしてきた時、ちょうどシャワーを浴びていたつばめ、 後から電話をかけ直してそのことを伝えると、 「つばめ、シャワーを浴びるの、早すぎる」 と夫。 「ボクが帰るまで、清潔を保っていられるかどうか・・・」 などと思案声で言った後、 「ボクが着く頃には、もう臭くなってるだろうなあ!」 とからかい声で言って笑う。 これ、いつもの会話パターン。 夫はよく、つばめのことを 「臭老婆(臭い奥さん)」 と呼ぶ。最初、 「なんで『臭』なのよ!」 と反発したら、 「『臭』はかわいいものに対する呼び名だよ」 なんて言う。しかし夫の言うことなんて、 何が本当か分からない。 こないだなんて、実家で飼ってるワンちゃんに、 「臭ホワンホワン~」って呼びかけていた。 私、犬と同じってこと? 私には、「おばかちゃん」ぐらいの響きに 聞こえるのだが・・・。 ともかく、ことあるごとにつばめのことを 「臭老婆」 と呼ぶ夫に、つばめもすかさず、 「臭老公(臭い夫)!」 と言い返す。すると夫、勝ち誇ったように 「『臭老公』なんていう言葉はないよ。 あるのは『臭老婆』だけ。 大丈夫、ボク、臭いの平気だから。」 なんて言ってくる。 悔しくて仕方がないつばめ、 「ちょっと、自分のにおいかいでみなさいよ。 あー、くさ!早くお風呂に入ってきてよね」 と言い返す。すると、 「おお、ボクの香気のことかい? もっと嗅ぎたいならはっきり言っていいんだよ」 などとのたまう。 夫はこの会話がお気に入りで、しょっちゅう 「臭老婆」を言ってつばめをけしかけて喜んでいる。 しょうがないからそのまま呼ばせているが、 ほかのご家庭はどうなのだろう。 奥さんが強いご夫婦など、 「臭老婆」なんて呼ぶと怒られそうだけど? ・・・などという疑問を抱きつつも、 こんなばかな会話を繰り返しながら、 平和な日々を送っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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