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2007/08/21
カテゴリ：中国生活
近所のおばさんが家具を買いに行くのに、
一緒について行った。 一個一個の家具について、値引き交渉をした後、 合計金額の段になって、また値切る。 最後に、運送費がかかると言ったのを その運送費をタダにしろと迫る。 さんざん値切られた店主、 最後の運送費のところで、思わず黙り込む。 さすがにちょっと切れそうになったのだろう。 見ると、ちょっと目がうるんでいる。 結局、店主が運送費タダの条件をのんで、 交渉成立。 激しい駆け引きにショックを覚えたつばめ、 店を出た後おばさんに、 「あの店主さん、ちょっと気分を悪くしたんじゃない？」 と聞いてみると、 「あんなにたくさん買ってあげたんだから、 うれしくないはずがない。 だいたい、儲けがないのに売るわけないからねー」 とあっさりしたもの。 中国ではこれが普通っていうことね。 家具は翌日運ばれてきて、 店員は、早くお金をもらって引き上げたそうだったが、 おばさん、家具をひとつひとつ丁寧にチェック。 いくらクレームを言っても、すでにお金を払った後だと 全く取り合ってもらえないというのが 中国の基本だから、このおばさんの行動も理解できる。 さて、家具のチェックが終わり、 支払いと言う段になって、 領収書を見たおばさん、 「これ、店印が押してないじゃないの。 こんな領収書ではお金払えないわ」 と代金の支払いをキッパリ拒否。 おおー、中国ってここまで徹底的にしないといけないのね。 つばめなど、つい先にお金を払ってしまって、 後で泣き寝入り、ということが何度があったので、 とても勉強になった。 「お金を払うのは一番後、払ったら終わり。」 ということを肝に銘じないといけないと 思った一件でした。 それにしても中国と日本、 商習慣がかなり違いますね。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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