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2007/11/16
カテゴリ：中国生活
仕事が終わった金曜日、
済南の目抜き通り、泉城路をぶらぶら。 泉城路から北へ伸びる芙蓉街の 赤いちょうちんに惹かれて ついふらふらと道を曲がる。 ここは済南の庶民の味が楽しめる小道。 芙蓉街を入ってすぐ右に折れると、 済南の｢小（口乞）（ファーストフード）｣が たくさん立ち並ぶ通り。 芙蓉街をまっすぐ行っても、 両側にいろんな店が建ち並ぶ。 私はひとりだったので、 中国式ファーストフード店で 海鮮焼きそばを頼む。 １歳半ぐらいの女の子が、 こちらに寄ってきては、 人懐こそうな笑顔で笑いかけてくる。 どうやらここのおかみさんの子供らしい。 ｢かわいいねー｣ ｢色が白いねー｣ と話しかける（ほめてるつもり）。 おかみさんに、 ｢人なつっこい子ですねー｣ と言いたかったが、 ｢人懐こい｣って、中国語で何というか分からず、 黙って子供に笑いかける。 言葉で表現できず、笑うしかない自分に、 ｢私って、ここでは言語不自由者なんだ｣ と実感する。 でもね、言語が不自由でも、 仕事もしてるし、毎日生活できてるから、 それでいいんだ。 みんなどこかに不自由なところを持ってる。 でも、その場所が、それぞれ違うだけなのだと思う。 芙蓉街のにぎやかな赤ちょうちんのもと、 かわいい女の子を見ながら、 ふとそんなことを思った週末だった。 ↓芙蓉街。夜はちょうちんが灯って、きれい。  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007/11/19 08:58:58 PM
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