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2007/12/28
カテゴリ：中国生活
スー・ファンは
一緒に数ヶ月間を過ごした職場の同僚。 短大を卒業したばかりの彼女は、 仕事にとても積極的。 いつも笑顔で楽しそうに仕事するので、 彼女がいるだけで、その場が明るくなる。 一緒に仕事をしていて、ほんとに気持ちのいい子で、 私も何かにつけて知っていることを教えてあげていたし、 中国のことでわからないことがあれば、 彼女に助けてもらっていた。 月曜日、私が済南を去ることになったことを言うと、 スー・ファンの顔がゆがんで 私にすがりついて泣き出した。 彼女の泣き顔を見るにつけ、 私も済南を去る実感がわいてきて、 悲しくなってきた。 実は済南に来て、日本人の友達も 中国人の友達も少なく、 結構寂しい思いをしていた。 日本人は知り合ってもすぐ去っていくし、 自分もいつ去ることになるか分からず、 積極的に友達を作る気持ちになれなかった。 中国人とのつきあいといえば、 職場にいる数人の中国人たち。 その中で、スー・ファンは私と一番接する機会が多く、 一番気を許して話せる友達だった。 スー・ファンが入ってきて、 毎日職場に行くのが楽しくなった。 思えば夫の友達というのはたくさん知っているけど、 自分自身の中国人の友達ができたことは とてもうれしい。 実は済南を去ることにはそれほどの感慨がなかったつばめ、 でもスー・ファンに会えなくなることは ほんとに寂しいなあ。 スー・ファンはつばめより10以上も年下だけど、 これからもずっとつきあっていきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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