カテゴリ:中国生活
河北省の田舎から帰ってきた翌日、
おば(義母の妹)が北京のうちに遊びに来た。 おばは一週間ぐらいうちに泊まっていたのだが、 ご飯の食べ方を見て、勉強になった。 中国ではたぶん、遠慮して食べるのが礼儀なのだ。 物の少ない時代を生きてきた人たちは 食べ物に対して、私たちの世代には 理解できないような執着があるのだと思う。 ほんとはおなかいっぱい食べたい。 でもみんなだって食事が足りていないかもしれない。 だからこそ、もっと食べたいそぶりは見せずに少なめに食べ、 「もうおなかいっぱい」とでもいうようにサッと席を立つ。 ずーっとテーブル周りに座っているというのは、 どうやら食べ足りないという表現になってしまうようだ。 好きなものを好きなだけ食べてきたつばめ、 食事もいつもゆっくり、のんびり。 でもそれって、とっても贅沢なことだったんだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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