カテゴリ:中国生活
中国時間の今日、午後8時から
上海博覧会の開幕式が行われました。 つばめは夫とともにテレビの生中継を見ましたが、 皆さんもご覧になりましたか? つばめの率直な感想は、 「なーんだ」。 演出自体はそれなりに迫力がある仕掛けが いっぱいなのかもしれないけど、 どれもこれも以前に見たことある気がして ドキドキワクワクする新鮮感を感じず、 ちょっとがっかり。 ま、無意識のうちに北京オリンピックの開幕式と 比べているのかもしれませんが。。。 あれを超えるのはほぼ不可能ですよね~。 上海といえばモダンな国際都市。 ・・・なのに開幕式のバックミュージックは中国色丸出し。 演出も中国らしくいろんな色が にぎやかに使われて目がチカチカ。 ベタベタの中国的演出もこれはこれでいいのかもしれないけど、 なんだかおしゃれな上海の夜景にマッチしないのです。 つばめとしては、うなるようなパワーを持つ 外灘の夜景にはジャズがかかっていてほしい。 ジャズにもいろいろあるけど、 上海の夜景を見ると気分が高揚する つばめの頭をめぐるのは「チュニジアの夜」。 あの速いリズムとにぎやかなドラム、 そしてうなるようにほえるラッパ群の旋律が 上海のワクワク感に一番しっくりくる。 いっぽう上海といえば中国南方の代表都市。 中国北方に暮らすつばめのイメージでは、 南のほうはあたたかくおだやかで、 水郷地帯が広がって、緑が青々と目に鮮やかに映え・・・、 とても静かで豊かなイメージがあります。 そういう南方の静かでやさしい自然を 開幕式に取り入れてもよかったのでは。 川の水音、木々のさざめきをバックに、 船に乗った見目麗しき美女が 琴をかなでながら通り行く・・・ そういうのどかな美しさも中国の一側面。 中国は自身のそういう魅力を知らず、 ただ田舎臭いとしか感じないのかもしれないけれど・・・。 パワフルなジャズと静かな琴の音。 そういう対照的なふたつが合わさったら 意外性があってきっと楽しいと思うけどなぁ。 と勝手に想像をふくらませるつばめ。 ま、言うだけなら勝手だからね(笑)。 開幕式の最後の花火と噴水、 あまりの数の多さに思わず「もったいない・・・」 と思ってしまうつばめは貧乏性なのでしょうか。 面子を重んじ、やるときはパーッと威勢良くやるのが 好きな中国人の側面がよく出ていると思いました。 つばめのように、「もったいない」なんて言うと 「ええい、そんな辛気くさいこと言うな」 とうっとうしがられるのがおち。 環境保全とか節約とかいう言葉は 大盤振る舞いが好きな中国には似合わないのです。 でも最後の上海テレビ塔から八方にレーザーのように飛んだ 花火は、とても上海らしくていいと思いました。 皆さんは博覧会開幕式をどうご覧になりましたか。 上海博覧会、チビがいなかったら きっと見に行ってると思うけど、 小さい子供を連れてはちょっと無理かな。 また上海博覧会に行った方は、 ぜひどんなだったか教えてくださいね! ↓上海EXPO開幕式 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/05/01 01:09:31 AM
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