カテゴリ:中国生活
↑これは7月11日の
北京青年新聞の一面トップと地方版面です。 「北京―上海高速鉄道19本の列車に遅れ」 「開通10日 北京―上海高速鉄道、昨日中途故障」 との大見出しがトップを飾っています。 最高時速300kmで北京-上海間を走る高速鉄道、 6月30日に開通したばかりですが、 もう故障とはあれあれ、という感じですね。 雷雨の影響で電気系統が故障したとのことですが、 どんな最新技術を導入しても「やっぱり」中国、 施工段階で手抜きをしたんじゃないの~? 見かけは立派でも「やっぱり」中国、 日本の仕事の完璧さには遠く及ばないよね~、 と思わず思ってしまったつばめ。 日本の仕事の仕方というのは、 起こりうるすべての問題をあらかじめ想定して、 その対処法を考えた上で物事を進めますが、 つばめの感じる中国人のやり方というのは、 「問題が起こったら、その時対処を考える」。 最初から100%完璧を目指すのではなく、 とりあえず必要なところから先にやって、 あとはやりながら微調整したり、 困った問題が起こったらその時対策を考えます。 起こってもない問題をあれやこれやと考えて 時間を費やすより、進みながら考えたらいい。 もちろんすべての中国人がそうだとは言いませんし、 時と場合によるのでしょうが、そういう傾向を感じます。 うちの夫(中国人)にしても、あまり先の予想とかしないんです。 友人との約束も、せいぜい前日に電話をかけて 都合を聞くぐらいで、1週間後のアポをしてるのすら ほとんど聞いたことがありません。 夫いわく、来週の予定なんて分からないというのです。 日本人と中国人の根本的な気質の違いを感じます。 ・・・とはいえ。 安全にかかわることを 「マーマーフーフー(まあまあ、適当)」 にされると困りますよね。 中国でおちおち列車にも乗れませんよね。 (そういいながら、つばめは普通に地下鉄にもバスにも 飛行機にも乗っています。 こっちで生活しているんだから仕方ありません。 みんなもバスの故障など慣れっこです。) 安全第一に進めなければならないことは 中国のトップも十分分かっているはずですが、 現場にそれを徹底するのがすごく難しいのがこの国です。 死ぬ人は、道を歩いていても 棒に当たって死ぬんだし、、、と、 つばめは運を天に任せた気持ちで こんな中国で普通に暮らしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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