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ニーハオ中国

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2011/11/10
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カテゴリ:中国生活

先週末、夫の同僚の結婚披露宴に行ってきました。

場所は「励駿酒店LEGENDALE HOTEL BEIJING」。
他の場所なら「行かない」と
言ったかもしれませんが、励駿酒店と聞いて
行く気になったつばめ。

励駿酒店は我が家から徒歩5分とかからないところにある
5つ星ホテルなのですが、外観からしてお城のようにゴージャスで、
このホテルを背景にプロに結婚記念写真を撮ってもらっている
カップルをよく見かけます。

交差点を挟んで、向かいにも「麗晶酒店」という
5つ星ホテルがあって、たまにチビちゃんを連れて
中に入ることもあるのですが、「励駿酒店」は
同じ5つ星でもまた別格という感じで、
軽々しく足を踏み入れられない雰囲気があります。
中国のトップの政治家たちがここで集って
食事をしたりする場所なのです。
 
さて、この励駿酒店で行われる豪華な結婚披露宴には
どんな服を着ていったらいいのか、
つばめは悩み始めました。

ふたり目ちゃんに授乳があるから、
ワンピースとかは着られないし、
それより何より、出産後太ってサイズが変わってしまって、
着ていけるフォーマルな服なんて全くありません。

困って夫に相談したところ、

「中国では結婚式にそんな着飾っていかないから、
 いつものジーパンに授乳服で大丈夫だよ」

と言います。つばめも中国で何度も結婚式に参列して、
参列者が本当に普段着で行っても
全く浮かないことを知ってはいましたが、
それにしても、場所が場所だけに、
みんなそれなりの格好で来るんじゃないかな、
まさかジーパンはダメだろうと思って、
衣装箱をひっくり返してみたのですが、
本当に全く着られる服がなく、

「ええい、夫がジーパンでいいというんだから、
 もうそれでいいじゃないか(夫もジーパンだし!)」

と開き直ったつばめ。
本当にジーパンにカジュアルな授乳服といういでたちで
結婚披露宴に参列しました。

高く大きなホテルの門をくぐる時は
さすがに場違いな服装だよね、と思ったのですが、
会場に入ると、おおっ!
普段着の人であふれていました。

男性はポロシャツにジーパン程度だし、
女性も、同じテーブルにジャケットに
スカートを履いている人が一人だけいましたが、
その他の人は全員ジーパンで、上は黄色いスポーツトレーナーや、
紫と黒のストライプのセーター、Tシャツにカーディガンなど、
カジュアルもカジュアル、小物もバッグも普段通りで、
ここが5つ星ホテルの結婚式場だとはとても思えない感じ。
  
大きなシャンデリアがいくつも輝く
ひろーい披露宴会場には大きい円卓が18卓も並び、
およそ200人にも及ぶ人が参列する豪華な結婚式だったわけですが、
雰囲気は中国の結婚式そのもの。
男性の司会が大音響で絶え間なくしゃべり続ける中、
参列者はその司会の話も聞いていなければ、
新郎新婦に大して注目するわけでもなく、
みんな自分勝手に食べて、ぺちゃくちゃ話しています。

それもそのはず。
参列者は多くても、本当に新郎新婦を知る人は
半分ちょっと。
そう、中国は結婚式などには夫婦単位で参列するのが
一般的なのです。つばめのように、
新郎新婦に会ったこともなければ、
名前すら知らないという人たちがたくさん参列しているのです。
初対面の新郎新婦のエピソードやスクリーン写真などを見ても
たいして関心もわかないので、つい会場は雑音に満ちます。
それでなのかどうか分かりませんが、
司会の声はますます大きく、なんとか場を盛り上げようと
絶え間なくまくしたてるのかもしれません。

そういう雑然とした雰囲気の中、
新郎新婦が各テーブルを回り、
男性にはたばこを配って新婦が火を付け、
女性には新婦がキャンディーを口に入れてくれます。
その際に参列者は紅い袋に入れたお祝い金を
新婦に渡します。

お祝い金を渡した後、
参列者は三々五々と帰途につきます。
おひらきというのがなくて、
みんな適当に会場を去っていくのが
中国の結婚披露宴です。

こんなホテルで行われるのだから、
よほど洗練された披露宴が繰り広げられるのかと思いきや、
思いっきりチャイナな結婚披露宴でした。
新郎新婦登場の際、ドライアイスがたかれた際には
うしろでスタッフがうちわであおいでたし!

そうそう、食事の味はどれもこれも
外れがなくておいしかったです
宴席の開始前に、テーブルに置いてあった
お菓子がとてもおいしくて、
きっと食事も・・・、と期待が膨らんだのですが、
その期待を裏切らない味でした。
チビちゃんも喜んで食べてたし、
ふたり目ちゃんも泣かずによい子にしててくれたので、
つばめも食事ができてよかったです。

せっかく素敵なホテルでの結婚式なのだから、
少しはおしゃれして出かけたい気持ちもありましたが、
普段着で全然問題なかったので、
それはそれでほっとしたつばめなのでした。

↓レジェンデールホテルのロビー






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Last updated  2011/11/10 11:45:47 AM
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