カテゴリ:日本生活
つばめ、日本帰省の際にはだいたい、
中国国際航空(CA)を利用しているのですが、 今まで、関空→北京に戻る際、預けられる荷物は、 1人20kgまでで、マイレージカードを持っていれば 1人40kgまでとなっていました。 それが去年の9月に規定が改定されたようで、 電話で確認すると、関空で預けられる荷物は、 大人、子供ともに1人23kg以内の荷物を2つまで と言われました (ひとつの荷物の大きさは縦横高さの計が158cmまで)。 赤ちゃんは23kg以内の荷物1つまで (縦横高さの計が115cmまで)なので、 つばめは自分と、チビちゃん、ふたり目ちゃんの分を 合わせると、23kg以内の荷物を 5つまで預けられることになります。 以前と違って個数制限はあるものの、 かなりの重量の荷物を預けられるようになりました。 かくしてつばめ、 スーツケース以外に、段ボール箱4箱を抱えて チェックインカウンターへ。 カートに乗せたわが荷物を眺めつつ、 「つばめ、ほんと中国人みたいになってしまったなぁ・・・!」 と感慨にふけってしまいました。 かつて空港で、電化製品の大きな段ボール箱や 麻袋のようなかばんなどを いくつも抱えて空港をうろうろしているのは、 だいたい中国人でした。 当時は、 「なんであんなやたらに荷物が多いんだろう。 物資の乏しい国から日本に買い出しツアーに来ているみたい」 と不思議に思ったものでしたが、 わが身を振り返ると、まさにその状態。 だって、日本で売ってるものは中国より種類も豊富で 品質もよく、つい買い込んでしまうし、 子供の日本語の本など、日本でしか手に入らないものは 1年に1回買いだめして持って帰りたいし、 日本の食品も少しはほしい。 その他かなりかさを取るのがお土産。 日本のように菓子折りひとつ買って帰って、 みんなで分けて食べてね、というのでは 済まされないので、日本に着いた瞬間から、 誰に何のお土産を買って帰ろうかと悩み始めます。 今回はふたり目ちゃんに贈られた雛人形一式が 荷物の多さに輪をかけました。 後から送ってもらってもいいけど、 日本の家族に手間をかけるし、お金もかかるし、 チェックインで預けてしまいさえすれば、 空港内は手ぶらで、飛行機を降りて 荷物のターンテーブルから出口までの数十メートルを 頑張ればいいだけだから、と自分に言い訳しながらの大荷物。 ふと横を見ると、荷物ひとつでスマートにチェックインの 手続きを済ませる中国人の姿が。 自分とすっかり逆になってるなぁ、としみじみ。 時代は変わったのだ、というより つばめの立場が変わったのだ。 以前は日本に住む日本人だったけど、 今は中国に住む日本人になった。 そして、何事もない限りは中国に骨をうずめる身である。 行動が少々中国人に近くなっても、 いたしかたない部分もあるだろう。 日本では物が売れないと困っているようだが、 中国人の目から見ると、日本の商品は、 まだまだ魅力にあふれているのである。 それにしても。 日本のものをどっさり買い込んで中国に帰る自分が 日本人というものから だんだんと遠ざかっているような気がして、 心に風が吹くのである。 ↓北京の空港内で。乗り物好きのチビちゃん、 空港内で働くいろんな車や飛行機に大興奮! P1090511 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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