カテゴリ:日本生活
毎年日本に帰省するたびに、
故郷日本に色々な感慨を持つつばめですが、 今回、日本帰省中に感じたのは、 「日本、いろいろうすくなってる・・・」 ということ。 実家のラップを使おうとすると、 これがやたら薄くて、しかも切れにくく、 ものすごく使いにくい。 「まるで中国に戻ったみたい。 中国のラップ、ほんとに薄くてすぐくっついて、 使いにくいのだけど、義父母はそれを普通と思っていて、 ペラペラして全く張りのないラップを、 ハサミで切って使っているんだよ」 と言うと、実家の母、 「これ、まさに中国製のラップなのよ。 あまりに安いからちょっと試しに買ってみたのだけど、 ほんと使いにくいわね。もう買わないわ」 と言う。 それを聞いたつばめはしみじみ。 中国でやっと旭化成のサランラップが 市場に出回るようになって、 適度な張りがあって切れ味のよいラップを、 中国一般市民が使い始めているというのに、 日本人が安いからといって 粗悪な中国品質のラップを使い始めているのだ。 さて数日後、実家の両親とともに スーパーに買い物に行きました。 買い物を済ませた母が、商品の入った袋を提げながら、 「レジ袋も薄くなってねえ、経費削減で 店名すら印刷してないのもあるのよ」 と言う。そういえば、真っ白なレジ袋、 以前より薄くなっているかも!? 中国はビニール袋に持ち手がついたようなのが よく使われているが、数年前に有料化されたレジ袋は それなりの厚みがあります。 それに比べると、確かに、うすい。 さて、数日後、友人とあるショッピングモールで スターバックスに入って、再び、 「うすい・・・」に出くわしました。 お手洗いを借りて入ったところ、 そこのトイレットペーパーが、 向こうが透けて見えるほど薄かったのです。 バリアフリーで車いすも入れる 大きくてきれいなトイレだっただけに、 そのうすさが、よけいに際立ちました。 数週間の日本滞在期間に何度も「うすい」を 体験したつばめ、中国に帰る間際にそれを再確認。 日本の空港のトイレに入ってみると、 やっぱり、うすかったのです。 国の顔である空港のトイレットペーパーからして この薄さということは、 エコの日本では、今これが標準なのかと 認識を新たにしました。 さてその後中国国際航空に搭乗し、機内のトイレに入ってみると、 トイレットペーパーは、我が家でいつも使っている厚さ。 そう、日本の空港で見たのより倍ぐらい厚い感じです。 ここまで厚い必要はないのかもしれない、 日本のほうが薄くてやわらかくて、 資源の無駄がなくていいのかもしれない、 と自分に言い聞かせつつ、 それでも、いろんなものが薄くなってる日本に、 ちょっとした驚きを感じた今回の日本帰省でした。 P1090753 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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