カテゴリ:中国生活
つい10日ほど前に、
全体暖房(セントラルヒーター)が切れて、 寒さに震えていたというのに、 北京、そこから一挙に春に突入しました。 昨日、暖かな春の日差しを見て、 家で来ている服そのままで出かけようとしたら、 義母が、「子供に服着せて」と言うので、 上の子はパーカーの上に綿入れベストを、 下の子もフリースの帽子付きマントを着せられ、 つばめも上着を羽織って出たところ、暑い。 聞けば最高気温は17℃。そりゃ暑いですよね。 もう冬支度はおしまいです。 ほんの少し前まで氷の張る街をダウンジャケットを着込んで 日なたを選んでお散歩していたのに、 今日はもう、日なたは汗ばむ暑さで、 自然、日陰を選んで歩いてしまいます。 道端の新聞や雑誌売りも、パラソルを出しています。 北京の季節の移り変わりは本当に早く、 春の服を着る間がほとんどありません。 今日はもう、半袖の人まで見かけました。 あまりの気候の変化についていけず、 昨日のつばめみたいにぶ厚い冬コートの人と 半袖の人が一緒に通りを歩くさまは、 なんだか不思議な感じです。 2月下旬にイチゴが果物屋の店頭に並び始め、 まもなくマンゴーもお目見えしてきたら、 身を切る寒さもすこーしだけ緩んできて、 春の足音が聞こえてくる北京。 それでもマイナスの気温で、 ♪春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず という感じだったのが、 3月に入り、寒さの中にも日差しが春めき、 日に日に気温が上がり、あっという間に 最高気温がマイナスからプラスに抜け出てきました。 枯れ木の枝にもわずかに新芽がふくらみ、 チビちゃんとお散歩しながら、 ♪どこかで 春が 生まれてる どこかで 水が 流れ出す どこかで ひばりが 鳴いている どこかで 芽の出る 音がする 山の三月 そよ風吹いて どこかで 春が 生まれてる と歌ったのはほんの数日前。 それがこの土日には、明るくふりそそぐ春の陽ざしに、 ビバルディーの春を歌いたくなったかと思ったら、 今日はもう、暑すぎて春という言葉がつく歌は ふさわしくない感じです。 かたく閉じていた近所の桃のつぼみも 今朝見るとピンクに色づいているかと思えば、 午後には咲き始めました。 ふたり目ちゃんがおなかにいた昨年の今ごろは、 臨月のおなかをかかえて遺跡公園に桃の花見に 出かけたりしたっけ。 あれからはや1年。 ふたり目ちゃんを生んだ春が春が再びやってきました。 ↓20℃近い陽気に咲き始めた桃の花。 でも夜はまだ5℃ぐらいまで冷え込みます。 P1110277 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/01/08 01:13:39 PM
コメント(0) | コメントを書く
[中国生活] カテゴリの最新記事
|
|