カテゴリ:中国生活
先週の水曜日、日本人のママさん友達と、
公園にピクニックに出かけました。 8人のママのうち、半分は初対面だったのですが、 皆さん2歳前後のお子さんをお持ちの主婦。 木陰にレジャーシートを敷き、 芝生の丘で子供を遊ばせながら、 ママ友同士で話に花が咲きます。 子育ての話やどこで何が買えるとかいう北京生活情報など、 話は尽きませんが、つばめが心中驚いたのが、 お手伝いさんの話題。 雇っているお手伝いさんが 「別のところで仕事しないかと声がかかっている」 と給料交渉されたという話から、 「皆さんお手伝いさんの給料、時給にしてどのぐらいあげてます? 月給制ですよね?」 などという話が飛び交うのを聞きながら、 「えっ、こちらの人もお手伝いさん雇ってるの?あの人も?」 と驚きを隠せないつばめ。 会話から、少なくとも8人のママ友のうち、 3人はお手伝いさんに来てもらっていることが伺えました。 ある方は、育児と家事の両立で体調を崩し、 お手伝いさんを雇って以来、もうお手伝いさんなしの生活には 戻れなくなったのだそう。 それはそうだろうなぁ。 知り合いの中国人も、妊娠してお手伝いさんを雇ったけど その後流産、でも普通の生活に戻った今も お手伝いさんを雇い続けているようです。 ちょっと手伝いの手があるだけで、 家事も育児もぐっと楽になるのだろうなぁ。 さてママ友たちの会話は、4時間で2000元(約2万円)や 6時間で2600元(2.6万円)が安いか高いか とかなり具体的な話になっています。 へぇー、そのぐらいで半日お手伝いさんに来てもらえるんだー、 それならうちも来てもらってもいいなぁ、などと またまた想像をふくらませるつばめ。 でもなぁ、大して広くもない我が家に来てもらっても、 別にたいした家事があるわけでなし、 食事は同じアパート1階の義父母のところでしているのだから、 全くもって必要ないといえばないよね。 そこまで考えたつばめ、 「うちは同じアパート内に義父母が住んでいて、 食事も毎日昼、夜と義父母宅で食べてるんですよ。 でも、義父母にあれして、これして、とは言えないけど、 お手伝いさんだったら、こちらがお金出して雇ってるんだから、 食事でも家事でも、子供への接し方でも、 こちらのしてもらいたいことを直接言えるので、 いいですよねー」 と会話に加わると、 「いや、でもこっちが気を緩めると、 お手伝いさんに主導権を取られそうになるので、 それも大変だよー」 との話。へぇー、そういう苦労もあるんだなぁ、 と再び感心しきりのつばめ。 お手伝いさんを雇うなら、人を使う術というのを 身に着けないといけないのかもしれないですね。 それにしても。 日本では平日の昼間に主婦が集まって、 お手伝いさんの話が出ることは まずないのではないでしょうか。 仕事をしている人でも、お手伝いさんを雇っているというのを 日常的な話題で聞くことはほとんどありません。 中国では、ちょっとハイクラスの中国人家庭なら、 お手伝いさんを雇っているという話は 割合普通に聞くし、うちのアパートの庭でも、 母ならぬベビーシッターが子供を遊ばせているのを見かけます。 (会話して分かることも多いし、 一見してママ世代より少し年上だったり、 服装が妙に田舎っぽかったりしてそれとなく分かることも)。 つばめがかつて、平日にチビちゃんを連れて 通っていた「紅黄藍」という親子クラスでは、 子供の付き添いの半分が祖父母で ママだと思っていた残りの半分のうちのかなりが ベビーシッターだったと知り、 びっくりしたこともあるぐらい。 日本だと、仕事・家事・育児と一人三役をこなす スーパーお母さんがちまたにあふれていますが、 やっぱり相当大変だろうな、と想像します。 子育て主婦世代でも、1日30分程度でも 子供を預けて一人で外出したり、 逆に子連れで外出してうちに戻った時に 温かいご飯が待っていたりしたら、 どんなにか心に余裕が生まれることでしょう。 そういう日本では「贅沢な!」と言われてしまいそうなことが、 割合簡単に実現できるのが中国。 働くにしても、働かないにしても、 女性が無理せずに暮らせるのが中国かもなぁ、と 思ったりするつばめなのでした。 ↓日壇公園ではしゃぐ兄妹。 P1110712 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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