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ニーハオ中国

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2012/07/23
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カテゴリ:中国生活
まもなく生後100日を迎える 夫の同僚の子供は
アメリカ生まれ。
両親ともに中国人だけど、アメリカ国籍を取らせるために
わざわざ親戚を頼って渡米し、アメリカで出産したらしい。

「そんなことしなくても、中国は毎年すごい勢いで
 成長しているし、子供が成人する頃には、
 アメリカにだって追いついて追い越してるんじゃない?
 両親が中国人なのに、
 わざわざアメリカに行って出産してまで
 アメリカ国籍を取る必要ないと思うけどなぁ・・・」

とつばめが言うと、

「中国は100年たってもアメリカには追いつけない」

と夫が一言。
時々夫はこういうクールなことを言う。

「なんで?GDPだって、毎年7~8%の勢いで
 伸びてるじゃん」

とさらに水を向けると、

「中国政府が発表する数字は、嘘だらけだ」

と言い、少し前に発表された北京の持家調査の例をあげて
政府が発表する数字がいかにあてにならないかを
とうとうと語った。
つばめに話しているのだが、半分は義母に聞かせている形。

そう、義母たち世代は、
若き日々に共産党の理想と夢に燃えた世代で、
今も中国政府の言うことなすことは
すべて正しいと盲目的に信じている節がある。
それに比べて夫の世代(30~40代)は結構クール。
ネットもあるし、政府の言っていることは、
あれもこれもおかしいと、総じて批判的である。
外国人のつばめに中国の悪口言われるのは気分が悪いけど、
自分たちのことは自分たちが一番分かるらしい。

そりゃ嘘もいろいろあるだろうけど、
全体としては中国政府も捨てたものではないんじゃないの?
と思うつばめと、100年たってもアメリカには追いつけないと
中国の未来に悲観的な夫。
きっとつばめは本当の内情を知らないから、
中国の未来に楽観的なのかも・・・。

さて、アメリカ国籍を持つ同僚の赤ちゃんは
将来どこで暮らすことになるかは分かりませんが、
やっぱりアメリカ国籍を持っててよかった、
ということになるでしょうか。
ま、親としては、子供にできるだけ
多くの選択肢を与えてやりたいという気持ちなのでしょうね。

わが子を愛しむ気持ちは日本も中国も変わらないとは
思うのですが、そのために外国籍まで取っておいてやろう
というのは、日本人にはあまりない発想なので、
少し驚いた次第でした。

↓先日ふたり目ちゃんを連れて行った児童病院に
 飾ってあった絵。
 9歳でこんなに上手な絵が描けるなんて驚き!
 左上に「海底避暑村」と題名が入っています。
 暑い夏、海で泳ぐのもいいけど、
 海底に避暑に出かけるというその発想もいいですね。
P1120302-2
P1120302-2 posted by (C)つばめ





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Last updated  2012/07/23 07:57:27 PM
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