カテゴリ:中国生活
まもなく生後100日を迎える 夫の同僚の子供は
アメリカ生まれ。 両親ともに中国人だけど、アメリカ国籍を取らせるために わざわざ親戚を頼って渡米し、アメリカで出産したらしい。 「そんなことしなくても、中国は毎年すごい勢いで 成長しているし、子供が成人する頃には、 アメリカにだって追いついて追い越してるんじゃない? 両親が中国人なのに、 わざわざアメリカに行って出産してまで アメリカ国籍を取る必要ないと思うけどなぁ・・・」 とつばめが言うと、 「中国は100年たってもアメリカには追いつけない」 と夫が一言。 時々夫はこういうクールなことを言う。 「なんで?GDPだって、毎年7~8%の勢いで 伸びてるじゃん」 とさらに水を向けると、 「中国政府が発表する数字は、嘘だらけだ」 と言い、少し前に発表された北京の持家調査の例をあげて 政府が発表する数字がいかにあてにならないかを とうとうと語った。 つばめに話しているのだが、半分は義母に聞かせている形。 そう、義母たち世代は、 若き日々に共産党の理想と夢に燃えた世代で、 今も中国政府の言うことなすことは すべて正しいと盲目的に信じている節がある。 それに比べて夫の世代(30~40代)は結構クール。 ネットもあるし、政府の言っていることは、 あれもこれもおかしいと、総じて批判的である。 外国人のつばめに中国の悪口言われるのは気分が悪いけど、 自分たちのことは自分たちが一番分かるらしい。 そりゃ嘘もいろいろあるだろうけど、 全体としては中国政府も捨てたものではないんじゃないの? と思うつばめと、100年たってもアメリカには追いつけないと 中国の未来に悲観的な夫。 きっとつばめは本当の内情を知らないから、 中国の未来に楽観的なのかも・・・。 さて、アメリカ国籍を持つ同僚の赤ちゃんは 将来どこで暮らすことになるかは分かりませんが、 やっぱりアメリカ国籍を持っててよかった、 ということになるでしょうか。 ま、親としては、子供にできるだけ 多くの選択肢を与えてやりたいという気持ちなのでしょうね。 わが子を愛しむ気持ちは日本も中国も変わらないとは 思うのですが、そのために外国籍まで取っておいてやろう というのは、日本人にはあまりない発想なので、 少し驚いた次第でした。 ↓先日ふたり目ちゃんを連れて行った児童病院に 飾ってあった絵。 9歳でこんなに上手な絵が描けるなんて驚き! 左上に「海底避暑村」と題名が入っています。 暑い夏、海で泳ぐのもいいけど、 海底に避暑に出かけるというその発想もいいですね。 P1120302-2 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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