カテゴリ:中国生活
しばらくブログが書けなくてすみません。
上の子の幼稚園が夏休みに入り、 二人の子を見ているので、 お昼寝中にブログを更新ということができなくなり、 夜にと思うのですが、子供の相手に疲れて、 子供を寝かしつけながら、自分のほうが 先に寝ている始末。 書きたいことはたまっているのですが、 ますはひとつずつ。 ************************ ロンドンオリンピックがついに閉幕しましたね。 北京オリンピックの時は、まだ子供がいなかった (一人目妊娠中)だったつばめ、オリンピック期間中は、 生で観戦した試合も含め、 テレビで見られる試合はほぼすべて見たうえ、 翌日の新聞も詳しく読み込み、 ネットでオリンピック情報を毎日チェックするという 熱の入れようでしたが、 今回は二人の子の子育てに追われ、 じっくり試合を見ることもままならず。 それでも閉幕式だけは見たいと、 「お外へ行く~!」とか、「しまじろうのビデオを見る~!」 とか言って騒ぐ子供たちを何とかなだめ、 子供の相手と家事の合間を縫って、 閉幕式(の再放送)をとぎれとぎれに見ることができました。 学生の頃からアジア好きだったつばめ、 旅行もアジアばかりでしたが、 卒業旅行だけはイギリスへ行ったのでした。 石造りの建物に雪がしんしんと降りしきる日に ロンドンに到着。その静かで重苦しい雰囲気に アジアとは違った文化の香りを感じました。 博物館めぐりや教会めぐり、 ロンドンからヨーク、そしてエディンバラへ移動して お城を見た後、パブでビールを飲み、 夜にはミュージカル「美女と野獣」を観戦。 アジアがわくわくして楽しいと思っていましたが、 ヨーロッパもいいなぁ、と思いを新たにして 帰途についたのでした。 そんなことを思い出しながら見た閉幕式ですが、 つばめが持っているイギリスの伝統的な、 静かで重厚なイメージとはだいぶ違いました。 まぁ、それはそれで楽しかったですけどね。 オリンピックの閉幕式というと心がチクリと痛むことがひとつ。 つばめは北京オリンピックの閉幕式のチケットを持っていたのですが、 妊娠8か月ということで、押されたり何かあっては大変という 義父母の心配もあって、閉幕式のチケットを手放したのです。 それが今となっては一生の心残り。 閉幕式を見られるチャンスなんて、 もう二度とないかもしれないのに―――。 もしいつかまた中国でオリンピックが開かれることがあれば、 必ず閉幕式のチケットを手に入れて、 夫とともに見に行きたいです。 さて、ロンドンオリンピック期間中、 合間を縫ってチラチラと観戦したのが、 水泳や卓球、女子バレーの試合など。 子育てにまぎれて、ネットのチェックもままならない つばめの情報源は、ほとんどが中国の新聞やテレビなど。 日本の情報からほぼ断絶されているつばめは、 最近の日本選手のことがいまいちよく分かりません。 こうして中国生活も長くなり、 スポーツ好きの中国人夫とともに試合観戦していると、 いつしか、手をたたいて中国選手を応援し、 中国国歌が流れると思わず一緒に 口ずさみそうになったりする自分がおかしいです。 中国の新聞やテレビで、その選手がどんなにに苦労して 今に至ったか、どんな家族や恋人がいて、彼らをどんなに 応援しているか、その裏にあるドラマを知れば知るほど、 ついその選手を応援したくなるのです。 その選手についての情報に触れる機会が多ければ多いほど 親近感がわくのは当然で、見たこともない日本選手より、 つい中国選手のほうを目で追っていたりします。 もちろん、女子バレーや卓球の日中対決では、 やはり日本を応援するのですが、少なくとも中国選手は、 つばめにとって「見も知らない不気味な敵」ではなく、 普段からよく見聞きする選手たちなので、 日本が負けても中国よかったね、 ということでそれほど悔しくありません。 特に卓球シングルス決勝で、同じく中国の李暁霞と対決した際、 サーブで審判に反則判定を連発され、 結局念願の金メダルを手にできず悔し涙にくれた丁寧が、 団体戦でついに金メダルを首にかけ、 満面の笑顔を見せた際には、 「本当によかったね」と思わず祝福したくなりました。 日本は負けたけど、ここまでよくがんばりましたよね。 その健闘ぶりに拍手です。 今回のオリンピックで、中国国民が一番心を痛めたのは、 おそらく、男子110mハードルの劉翔(2004年アテネ五輪で アジア人初の金メダル獲得)の予選落ちでしょう。 何も知らない人からすれば、 「あれあれ、1つ目のハードルにつまずいて転ぶなんて、 バカだよね」 の一言で終わってしまうことかもしれませんが、 前回の北京オリンピックでかかとの怪我のため、 予選スタートしてすぐに走れなくなり棄権した彼が、 復活して再び今回のオリンピックの金メダル候補と 目されるようになるまでにどんな苦労をしてきたか、 それを知る人にとっては、 今回再びアキレス腱断裂というトラブルに見舞われてしまった 彼の不運に涙をこらえきれなかった人も 多かったのではないかと思います。 不運と周りは憐れみますが、当の本人は アキレス腱の手術を受けた後、 再び復活する意思を見せており、 その意志力の強さには感服させられます。 選手の成績というのは一部であって、 目標に向かって精一杯、全力を尽くすその姿勢が、 見る者の心を打つのですね。 皆さんはロンドンオリンピック、 どのようにご覧になりましたか? 次回はブラジルのリオデジャネイロでの開催ですね。 今からとても楽しみです。 ↓ふたり目ちゃん、1歳3か月。 「笑って」と言うと、こんなニセ笑いをしてくれます。 P1120444 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/08/24 01:00:35 AM
コメント(0) | コメントを書く
[中国生活] カテゴリの最新記事
|
|