カテゴリ:北京オリンピック
ロンドン五輪で中国が獲得した金メダル数は38。
北京オリンピックに比べると減少したし、 また再びアメリカにトップの座を譲った形ですが、 中国が金メダル大国であることは 疑いようのない事実でしょう。 しかし中国は、その38個の金メダルのうち、 28個が中国得意の6大種目(卓球、バトミントン、 飛び込み、体操、重量挙げ、射的) によって獲得されたもので、 金メダルが取れる種目が偏っている、と 自己分析しています。 夫によると、 「中国の得意種目は、ちょっとマイナーなのが多くて、 サッカーやバスケット、陸上など花形種目での メダルが少ないから、中国はまだスポーツ強国とは 呼べないんだ」 とのこと。今後はこういう種目でもメダルが獲得できるよう 力を入れていくに違いありません。 そんな中、現れた中国競泳界の新ホープが 「孫揚」。 もともと長距離が得意な選手なのですが、 男子1500m自由形で14分31秒02の世界記録で 金メダルを獲得したのみならず、 400m自由形でもオリンピック記録を塗り替える泳ぎで 金メダルを獲得。一気に中国の国民的スターとなりました。 他に16歳の少女、葉詩文も400mと200mの個人メドレーで、 それぞれ世界記録、オリンピック記録での金メダル、 そのあまりの泳ぎの速さに欧州のメディアから 根拠のないドーピング疑惑が持ち上がったぐらいです。 他に女子200mバタフライでは、焦劉洋がこれまた オリンピック記録での金メダル、 今期のオリンピックでの中国競泳軍団は、大活躍でした。 夫によると、中国競泳軍団は、 競泳大国オーストラリアなどで選手に練習を積ませ、 海外の指導者を相場の約4倍の値段で雇って 選手がメダルと取るなどの成果をあげると、 指導者にも特別ボーナスを支給するなどして 最新式の訓練方法と技術を吸収したのだそう。 ま、指導者も、これだけの高待遇を出されると、 真剣にならざるを得ないでしょうね。 今回の競泳軍団の成果は その賜物ともいえるかもしれませんね。 アジアの陸上界のスター、劉翔が残念ながら予選落ちで終わったため、 孫楊が今季オリンピックのスターとして、 今後あちこちの広告に顔を見せるのではないでしょうか。 つばめとしては、同じく世界記録を塗り替え2金獲得の 葉詩文の幼さと素直さがかわいくてつい応援したくなります。 ほわっとした女の子に見えますが、裏ではやはり ものすごく厳しい訓練を積んできてこその金メダル獲得であって、 まぐれや偶然でポッと金メダルが取れたわけでは 当然ないんですよね。 16歳とまだまだ若いし、来期のオリンピックでも 大活躍してほしいですね。 ↓写真左下が孫楊、左上が葉詩文。 P1120826 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/08/24 01:02:07 AM
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