カテゴリ:中国生活
日曜日は、3月3日、ひなまつりでしたね。
我が家は夫の妹夫婦とともに、 日本料理店のバイキングランチに行きました。 日本料理とはいっても、 あわびやフォアグラ、エビや羊肉リブなどの焼き物 などがずらりとメニューに並ぶ、 いわゆる日本料理を基本とした中国式多国籍料理 といったところ。 そして、バイキングといっても、 あらかじめ並んでいる料理を取りに行くスタイルではなく、 バイキング用のメニューから、好きなものを 好きなだけ注文するというスタイル。 妹夫婦は、店のホームページでメニューを見て予習してきたらしく、 メニューを見ながら次々と注文。 つばめも何か注文するかと聞かれたので、 寿司盛り合わせと、手巻き寿司と、味噌汁と、 子供用にうどんを頼んだら、苦笑されました。 前に別の日本料理店のバイキングに行った時も 同じだったのです。 中国人の家族いわく、せっかく食べ放題の バイキングに来ているのだから、 それだけでおなかいっぱいになってしまうような ご飯物や主食は中国人はあまり頼まないというのです。 できるだけ高くて贅沢なものを おなかいっぱい詰め込むのがいいと思っているようです。 つばめは、安かろうと高かろうと、 食べたいものを食べたらいいじゃん、と思うのですが、 つばめがそういう「安くて」「すぐにおなかいっぱいになる」 ような料理を頼むと、ちょっと馬鹿にしたような眼で見られるのです。 中国はまだまだどんどん豊かになっていく途中だし、 やっぱり、リッチなものを豪勢に食べるというのが ステータスなのかもしれませんね。 白ご飯と焼き魚と味噌汁があればいい、なんて言うと いかにも貧乏くさく思われるのでしょう。 でも家族だから関係なく頼みます(笑)。 ま、頼みたい放題なわけだから、 つばめはつばめで好きな物を頼んでもいいわけです。 かくしてテーブルには、刺身オードブルをはじめ、 何料理か分からないものがずらーっと並びました。 最初こういう日本料理のお店に行った時は、 「これは日本料理ではない!ニセモノだ」 なんて思ったものでしたが、 これが日本料理にヒントを得た、現地に受けるスタイルなのだと、 最近思うようになりました。 内装も、ブラック&ゴールドのモダンな雰囲気で、 いわゆる畳の座敷などはなく、 個室も窓際が全面ガラスの明るい部屋で、真ん中に円卓。 そして食器類はすべて白で統一されています。 ちなみに、いっぱい頼んでも、ひと皿の量がかなり少なめなので、 お店も赤字にはならないようです。 アワビやフォアグラ、ウニなどは1人1回と制限がある以外は 注文し放題でしたが、頼みすぎたかな、と思ったのが 結局残さず食べ切りました。 デザートにアイスとケーキ、ブルーベリーチーズムースに 果物盛り合わせまで食べて、1人328元。 うちは知り合いにもらったチケットが人数分あったので、 それでカバーできるはずが、80cm以上の子供は半額を取られ、 うちの上の子は小食なので、全然元取れず。 でも下の子はギリギリ無料でしたので、 ふたり合わせたらまぁ、トントンでしょうか。 こういうお店のバイキングチケットなどが、 贈答品として出回ったりするのでしょうね。 今年の春節は、政府関係の贈答関係の金額がかなり絞られたようですが、 このお店は、昼過ぎに行くと満席で待たされました。 こうしてモダン・ジャパニーズレストランで、 中国らしい!?桃の節句を過ごしたのでした。 P1150012 posted by (C)つばめ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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